通生の般若院

 

hannyain1.jpg (24016 バイト)

私が就職して間もない頃、

研修で住職にお話を伺ったことがある。

「四苦八苦」とは仏教から来た言葉で、

四つと八つの苦しみを具体的に説明して下さったのを

今でも 鮮明に覚えている。

もう20年も前の事になる。

さて、我が呼松太鼓の字も、ここの住職にお世話になった。

力強く伸びやかな字形は、

我々にぴったりである。

 

倉敷市では山の上にある寺社仏閣が古く、

干拓で作られた平地にあるのは、比較的歴史が新しい。

ところが、この般若院、

僧 行基が開基したのが697年。

児島通生庄の総鎮守 本荘八幡宮の別当寺 八幡院として。

804年には、坂上田村麿再興。

十一面観音般若菩薩を安置。

だが、このとおり、平地に建立されている。

hannyain3.jpg (17809 バイト)

 

実は、般若院、最初は寺山にあったが、

兵火にかかり、

1560年、椿とともにここに移された。

それで、歴史があるのに平地に建てられている。

 

その時から少しずつ根を張り枝を膨らませたこの椿。

樹齢400年余り。

早春に真紅の花をつける。

倉敷市指定の天然記念物。

2001年12月28日、少しずつつぼみから花へ。

hannyain2.jpg (17303 バイト)