|
|
八畳岩
王地の上に八畳岩といわれる大岩が突き出ていました。 上部は平らで、少し西にかたむいていました。 南上には、枝ぶりの良い大松があり、 いっそう、この岩を引き立てていました。 春はこの上で酒盛りをする人もいました。
鷲羽山スカイラインを通すため、 今は大きく削り取られ、 大松も枯れてしまいました。
子どもたちの格好の遊び場でした。 ともさんの弟さんが何かのことによりストをおこし、 この上に数人、立てこもったこともあったそうです。 そのとき、少年たちの前には、 大きく水島灘が広がっていました。 南に顔を向ければ、四国まではっきり見えました。
今。 ここは、倉敷のかくれたデートスポットになっています。 夜、車をとめて、水島工業地帯を見下ろすと・・・・。
あの少年たちが見たら、こう言うでしょうか。 「おいおい、大変じゃ。空の星が全部海に浮かんと゛るぞ。」 「夜なのに人が集まって{何かしょうるで。」
文字通り「不夜城」の水島一帯。 ほんの50年前は、日本有数の藻場で、魚は捕り放題でした。 夜は、小さい灯りでエビを捕っていたなんて想像も出来ません。
八畳岩の跡は、 広江からスカイラインに入り、 赤い橋が見える手前のカーブの所です。 |