成羽のお花

呼松八幡様神社に入るこの道の左側に、

最上稲荷お花の霊が祭られている。
明治の前ごろ。
洪水で家が流され、
高梁の方から、
娘がたんすに乗って流れてきた。
しかし、漁師は娘を濁流に突き落とし、
たんすだけ家にもって帰った。
それからのこと、呼松に変な病人や様子のおかしい者が出てくる。
祈祷者をまねき、祈祷してもらうと、
必ず成羽のお花の死霊がでる。
これではいけないとお花の霊として祭った。
その後は何事もなくなったという。
そして、この漁師の家は死に絶えたという。
また、このようなことや神がかりなど変な行動をする人が出ると、
わらで作ったサンダワラに供え物と線香をあげて、
川や海に流し去ってもらっていた。
この話をともさんに聞いてから、
八幡様にお参りの時、
このお花の霊にもしっかり手を合わせるようになりました。