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首折れ地蔵
ここは旧市役所、市立美術館の裏広場。 首から上の材質が違う2体の彫刻。 倉敷美観地区の隠れた人気のスポット。 この男女の作品を見るとしあわせになれる、とか。 最初は児島に置かれていたのだが、 気持ち悪いとの声が多く,ここに移された。 首が違うといけないらしい。
さて、これも、首の部分だけセメントのお地蔵様と、 首のないお地蔵様。 広江のねんねん坂には、これとは別に、 もう一体、首の折れたお地蔵様がある。
彦坂を自転車で走っていると、 橋のたもとにたてられたお地蔵様の首も折れていた。 どうも、明治の始め、 廃仏毀釈 (はいぶつきしゃく)が行われ、 神道の国教化が行われたおり、 世の中一新のため、 古いものを壊してしまえと 血気盛んな一部の若者が、 壊してまわったらしい。 今考えると、とんでもないことだと思うが、 ちょんまげがざんばら髪になり、 着物が洋服に、 ぞうりが靴に、 さらに、名字も名乗るようになり、 世の中は変わった。 四民平等にもなった。 どの職業についても どこに旅行してもOKとなった。 欧米に追いつけ、追い越せとばかり、 富国強兵に走った当時の日本の雰囲気から しかたのない行為だったのかもしれない。 |