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消防団と言えば消火活動を一番先に連想しがちですが、実際は消防署の隊員が消火活動を行いますので、消防団は消防署の後方支援がほとんどです。
余談になるかもしれませんが、消火活動というのははっきり言って非常に危険な行為です。隊員の活動を見ていてつくづく思います。火の粉が目に入って、ホースの水で洗い流している隊員なんか見ると、本当に大変なお仕事だと思います。
それでは、消防団は現場で何をするの?ということになってしまいますが、消火活動の最中は主に次のような仕事をしています。
延焼を防ぐために付近を監視する、あるいは消防署の指示で危険なものをどかしたり、野次馬の整理をしたりしています。
消防隊がスムーズに消火活動をできるように、付近道路の交通整理にあたります。また、水利が道路の向こうにある場合、ホースが道路を横断するので、通行車両に踏まれないようステップを敷いてホースを保護します。どうかみなさん、このようなときはステップの上を通るようにして、ホースを踏んだりしないでくださいね。
火事は火を消せば終わりではありません。消防署が帰った後が消防団の本番です。場合によっては長い夜の始まりです
消防隊によって鎮火すれば消防署はいったん署にもどり、消防団も解散になります。ですが、完全に消えたという保証はありません。ひょっとしたら布団の綿がくすぶっていて、いつまた発火するか分かりません。みんなが解散した後も担当消防団は居残って現場の警戒にあたります。夜に起きた火災であれば、原則として夜が明けるまで監視を続けます。
街のあちこちに防火水槽なるものがあるのをご存知でしょうか。消防車は防火水槽から水をくみ上げて注水します。消防団は消防隊が防火水槽の水を汲んで使っている間、消火栓から防火水槽に水を補給しています。また消防隊が帰った後に、使い終わった防火水槽に再び水を貯める作業をします。ちなみに一般的な防火水槽の貯水量は20トン以上です。
 防火水槽と消火栓が近ければまだよいのですが、大抵は離れていることが多く、ホースを何本も連結して貯水します。あまり長いと途中にも過般ポンプを置いて加圧することもあります。
火事が鎮火すれば、消防と警察による現場検証があり、消防団はその手伝いをします。検証の邪魔になる残地物の片付けなどです。夜間の火事であれば翌朝行われるので、担当分団の分団員は徹夜のまま現場検証にあたることもあります。
その他の救援活動としては、行方不明者の捜索、大雨の時の排水作業や警備、それから平常時には夜警を行ったり、自治会に対して防災に関する啓蒙活動などをしています。お祭りでの交通整理や警備も行っています。さらに自己訓練として年に数回ほど、市内全分団による統一訓練に参加しています。
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