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道徳 聴耳頭巾(ききみみずきん)の授業


青森県(青森市立甲田中学校)/寺田充伯


昔話のききみみずきんが本当にあったらを考え
人の気持ちを思いやることの大切さに気づきます。



黒板に日付を書く。頭巾をかぶる。(防災頭巾がいいがないのでダウンジャケットのフードを使った。)

発問1 これは何ですか。

フードなどの答えが返ってきたので、日本語で言うと何ですか。と返した。
その後すぐに、頭巾といいますと教える。

発問2 頭巾のでてくる昔話は何ですか。

分からないようだったが、一人が聴耳頭巾(ききみみずきん)と答えた。

説明1 「聴耳頭巾」はかぶると動植物などの声が聞こえる頭巾です。


発問3 ききみみずきんがあったら欲しいと思いますか。それは何故ですか。     

欲しいか・欲しくないかを明記させて理由を書かせる。
欲しいと思う人・欲しくないと思う人をそれぞれ挙手させてから意見を聞いた。

欲しい:動物と話がしたいから。
    :木や草の声が聞こえたら水あげを忘れないから便利。
    :自然破壊を減らせるから。

欲しくない:聞こえたらうるさいから。
      :食べ物が食べられなくなりそうだから。
      :生活が不便になる。

発問4 聴耳頭巾よりパワーアップした人の気持ちが聞ける
     聴耳頭巾があったら欲しいと思いますか。

欲しいか・欲しくないかを明記させて理由を書かせる。
欲しいと思う人・欲しくないと思う人をそれぞれ挙手させてから意見を聞いた。

欲しい:好きな人の気持ちが分かるから。
    :病気の人がして欲しいことが分かるから。
    :いじめられている人の気持ちが分かるから。

欲しくない:人の考えていることが分かったらつまらないから。
      :人の考えていることが聞こえるのは怖いから。
      :気持ちが分からないから分かり合えたときにうれしいから。

指示1 今日の授業で考えたことをノートに書きなさい。発表して下さい。

「命は大切だ。」と書いた子には「誰の命?」と投げかけるなどした。

説話 欲しいか欲しくないかを考えてもらいましたが、実は先生は「聴耳頭巾」はみんなの心の中
   にあるのだと思います。自然や動物や人間の声は実は聞こえていると思うのです。
    「聴耳頭巾」とは、みんなの「聞こうとする気持ちや態度」のことなのではないのでしょうか。


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