メヌエット(バッハ)
チャレンジ・ノート
(「ことばの教室」から)
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「ことばの教室」など吃音問題の現場に携わる先生方や吃音児のご家族などのご参考になればと思い、現職のOK先生にご協力頂いてこのコーナーを設置しました。
このコーナーでは、主としてOK先生に、日常におこる「ことばの教室」やその周辺でのさまざまな出来事や、取り組み、対策と結果などを掲載させていただくことにしました。
読まれた皆さんのご感想や前向き且つ建設的なご意見などを頂き、議論できる場になれば大変うれしく思います。
是非、メールまたは掲示板への書き込みをお願いします。
なお、掲示板に書き込みいただいたものについては、原則としてこのページに転載させていただきますのでご了解下さい。
(書き込みの際には原稿番号を入れていただくとありがたいです。)
メールで頂いたご意見等でここに転載したいものについては、転載了承の確認が頂けたものについてのみ掲載させて頂きます。
併せて、現在進行形のことでもありますので、原稿の名前等はすべて仮名とさせていただきますのでご了承下さい。
又、現場で指導されている先生方や吃音児のご家族などで、『実践事例』などがあれば、募集していますのでメールでお寄せ下さい。
原稿の掲載は不定期になりますので、ご了承下さい。

目 次
原稿1 小学2年生Q君の場合
原稿1
小学2年生Q君の場合
小学2年生のQ君、4月から吃音で通級指導教室に通級をしてきました。
連発型の吃音があり、どのような指導方針にしようかなと思っている時、
吃音の症状がひどくなってきました。
お母さんとはQ君の吃音について話をしていたのですが、本人とは吃音に
ついての話をしてなかったので、どうしようかと悩みました。
それにしても、症状としてひどい状態だったので、なんとかしなくては
と悩みました。
そこで、わざと本読みをさせて、言いにくい所を指摘しました。
「Q君、本読みは好き?」
「こんなに詰まった読み方をしていたら、本読みは嫌やろう。」
「じゃあ、先生が一緒に読んであげる。」
と言うと、ここでは「いや。」と反対されたのですが、知らぬ顔をして、
一緒に読みました。
「先生が一緒に読んだらどう?」と質問すると、
「うん、読みやすい。」
ということで、受け持ちの先生にもお願いすることにしました。
その時Q君とだけ一緒に読むのではなく、その前後の児童とも一緒に読む、
ということにしました。
家庭でも、本読みの宿題があるときは、お母さんも一緒に読むように
お願いしました。
それから、2週間たったころには、「もう、先生、一緒に読まなくても
いいよ。」という、言葉が返って来て、
(エッ、本当に一緒に読まなくてもいいの?)という疑問で一杯でした。
そして3週間がたちましたが、ほとんど吃音が出ない状態で、益々、
おしゃべりな状態が続いています。
吃音についてQ君とはまだはっきりとは話してないのですが、
本読みでつまった時は『誰かが助けてくれる』という安心感が育まれた
のでしょうか、今の状態はとても良好です。
つまっても、周りの大人が一杯・いっぱい・イッパイ受け止める
気持ちがあれば、児童は安心してリラックスできるのかな、とも思います。
これから先、どうなるか分かりませんが、
ゆっくり見守っていきたいと思っています。
(平成13年7月16日:OK先生)
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(平成13年月 日: )