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旅好きな俺を作った原点ってなんだろうって最近考えたんだけど、俺が一番古く
て考えつくのは、多分小学校3〜4年の頃だと思う。俺の田舎(青森県弘前市)で
は「卍札」ってのがあって、市内の50ヶ所くらいの店で、一軒一軒、宣伝の店のシ
ールのお札みたいなのくれてたんだ。それを全部集めれば、それを貼れる物をく
れるってやつで。でも、市内に点々と店があって、それを友達と自転車で地図を見
ながら、今日はここに貰いに行こうって感じて集めてたんだ。学区外にあんまり出
ちゃだめって学校に言われてたあの頃にしては、俺はすごいウキウキしながらチャ
リンコで回ってた。あの頃ではそれが旅だった。
それが中学に入り、自分で日程表を作って、青森県内を友達と電車で旅行行っ
たり。でも県内が精一杯だったけど。
そして高校に入り、これだけでは物足りず、俺はホームステイでアメリカへ。この
時は一気に世界が広がったと思う。何なんだって衝撃ばかりで・・・。
そして、大学へ。この時からバイトしては旅をするの繰り返しだった。そして、俺は
アジアに出会ったんだ。最初に行ったのはフィリピンだったんだけど。俺にはないも
のを、知らないものをどんどんアジアは俺にどうだって言うかのように見せつけてく
る。なんなんだ、この衝撃は、躍動感は。これから始まったんだよね。俺のアジア
好きは。
常に陽気なフィリピン人。騙すことに何の罪悪感もないようなインド人。本当の笑
顔を教えてくれたタイ人。見ず知らずの日本人の俺を誕生日パーティーにまで招待
してくれた優しいベトナム人。微笑をいつもみせてくれたミャンマー人。親日派の若
者がすっげー多かった台湾人・・・・・。
俺はいろんなものを今までの旅で教えてもらった。一緒に行った友達に。現地で
会った日本人に。そして現地人に。
でも、そんな旅の原点ってやっぱ、小学校の時の卍札なんだよね。あの経験が
あったから、今でもアクティブでいられる俺がいるんだよね。今でも旅をする時はあ
の時と同じようなドキドキ感がある気がする。この卍札を勧めたのは、俺の親父だ
った。「かわいい子には旅をさせよ」ってあるじゃない?きっとそんな親心だったの
かな〜?今頃になってそんな親のありがたさがわかってきた気がする。
男っていつまでたっても、子どものような心を持ってるっていうじゃない?きっと、
俺も旅をすること自体が、子どもの時のような冒険心そのものなんだろうね。
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