随筆と写真

鈴木博

知る人ぞ知る、我国有数の男性ジャズ歌手の中でも、玄人の評価が高いプレーヤー。
菅野光亮氏に謂わせれば、「今、日本で一番上手いボーカリスト」であり。
澤田靖司氏に謂わせれば、「博のレパートリー曲は、極力歌わない様にしている」
比較されると、辛いものがあるとの判断らしい。中でも本多俊之氏であったと思うが
NHK・FMの番組で彼の曲を採り上げた折の紹介で「ビリー・エクスタインかジョニー・
ハートマンかと」絶賛したのは鮮やかに、記憶されている。
パソコンを学ぶようになってから、インターネットの検索から、彼を紹介するホーム・ページ
に出会い、私の知らないエピソードに触れる事が出来、更に親交を深めたような心地です。そんな彼も亡くなって早や18年になろうとしています。気さくで、親分肌、歌と酒と釣りを愛し家族思いな彼は友達も多く、目黒で行われた告別式には、あの人も、この人もと
いった感じにて、昭和の音楽史の1ページを見る様でした。
アルバム”Now in the night”に収められている"My one and only love"は彼のベスト・
ソングですが、いつ聴いても昔のまま、未来永劫に歳をとりません。
元気な時の、様々なシーンが想い出されます。

                




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