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羅城門址
京都市南区千本通九条北東
(市バス「羅城門」停留所から徒歩約1分)
現在は、小さな児童公園になっている。 |
平安京の時代、都の中央を貫通する朱雀大路(今の千本通)と九条通との交差点にあたり、平安京の正面として羅城門が建てられていた。
嘉承3(1107)年正月、山陰地方に源義親を討伐した平正盛は、この羅城門から威風堂々と帰還したが、羅城門は、平安京の正面玄関であるとともに、凱旋門でもあったわけである。
しかし、平安時代の中後期、右京の衰え、社会の乱れとともに、この門も次第に荒廃し、盗賊のすみかとなり、数々の奇談を生んだ。その話を取材した芥川龍之介の小説による映画「羅生門」は、この門の名を世界的に有名にしたが、今は、礎石もなく、わずかに明治28年建立の標石を残すのみである。 |
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