直線上に配置
西 寺 址
西寺址

京都市南区七本松通東寺通下る
 (市バス「西寺址」停留所から徒歩約3分)


 現在は、「西寺址児童公園」となっており、講堂跡が公園中央に土塁として残っている。
 西寺は、平安京が遷都されてからの、延暦15(796)年頃から、平安京の入口にあたる羅城門の西側に造営された官寺である。羅城門と対称に東寺(教王護国寺)がある。
 金堂、講堂を中心に南大門、中門、五重塔、僧房、食堂など主要な建物が建ち並び、国家の寺として隆盛を誇っていた。しかし、西寺は、東寺に比べて早くから衰え、天福元(1233)年には、塔も焼失し、以降は再興されることなく、地中に埋もれてしまった。
 近年、数多くの発掘調査が実施されて、主要な建物跡が次々と確認され、一辺が22メートルもあるしないでも最大の井戸跡が検出されている。
 寺塔は、東西二町(約250m)、南北四町(約510m)を有し、主要伽藍跡は、現在、唐橋小学校と西寺児童公園の下にあり、伽藍中心部は、国の史跡に指定されている。
 西寺は、平安時代の寺院を研究する上で、重要なだけでなく、東寺とともに平安京を復元する上で、大変貴重な遺構である。

トップ アイコンもどる

直線上に配置