11月30日 感激のナイトクルージング

午前5時前 起床

旅の疲れも何のその、いつものように早起きの習慣は変わらない♪ 
ツアーは、時間が細かく決められていて、忙しいけれど、朝、行動を開始する時間帯も早いので、早起きの私でも、時間を持て余すことがないからよかった!

シャワーを浴びて、身支度を整えて、朝食バイキングへ

部屋が豪華なら、やはり朝食バイキングも、今まで泊まったホテルの中では一番豪華で、美味しかったです。自分の好みの具を言ってその場でオムレツを焼いてくれたり、パンの種類もとても豊富。デザートもいろいろあって、朝食なのに、すごい食欲の私。たくさんのメニューに目移りしながら満足の朝食をとりました。マフィンが美味しかったな…(@^o^@)

ホテルの玄関先から、蘇州の街の様子を見ていると、ちょうど朝の通勤ラッシュ時だったので、すごい人、車、自転車の数でした。
この朝の忙しい様子は、どこへ行っても同じだな…

*「蘇州」の「蘇」には、緑、米、魚の意味が含まれているそうです。

午前8時 ホテル出発 蘇州観光へ

蘇州最初の観光地、虎丘(こきゅう)へ。

虎丘…蘇州を都とした呉王夫差の父、闔閭(こうりょ)を埋葬した場所。埋葬3日後に白い猛虎が現れて墓を守ったという伝説からこの名前が付いたそうです。墓の側の剣池には、埋葬時に愛剣3,000本が副葬されたというが、秦の始皇帝と呉の孫権が人に探させたものの発見できなかったと言われる。

虎丘の背後にそびえる雲厳寺塔は、高さ47.5m、約15度に傾き、中国版「ピサの斜塔」と呼ばれている。

次の観光地、寒山寺

寒山寺…南北朝梁の天監年間(502〜519)に創建された。後に5度の焼失再建を繰り返した。唐代に、高僧寒山と拾得が住んだことから寒山寺と呼ばれる。寒山寺にある鐘を、大晦日につくと10年若返るとの言い伝えがある。

「10年若返る言い伝えがある」と聞くと、ツアーのみんなは一人一人狭い階段を上って鐘をつきに行きました。
もちろん私も鐘をつきましたが、それでなくてもひどいときは10歳も若く見られるときあるのに、これ以上若くなってもちょっと困るな…(笑)

ここでは自分のお土産に、10元の数珠を買いました。

次は刺繍工場の見学へ…

蘇州刺繍は中国四大刺繍に数えられ、両面刺繍が特徴で、絵柄は糸の結び目のない精巧さを誇っています。
私が言った刺繍工場には、山口百恵さんと三浦友和さんの結婚式の写真が貼ってあり、どうやら百恵さんの着た打ち掛けの刺繍を、その工場で作ったようです。(説明をちゃんと聞いてなかったので本当かどうか分かりませんが…)

午前11時 拙政園へ

拙政園…中国の四大名園のひとつで、全体の5分の3が行けて占められている庭園。中国の小説で有名な『紅楼夢』に登場する大観園は、拙政園がモデルと言われている。

実際に庭園を歩いてみると、本当に緑が多くて、そこだけ時間がとてもゆっくり流れているような雰囲気でした。どの位置で写真を撮っても絵になるような景色がとれる素晴らしい庭園だと思いました。

ただ、トイレはすごかった…(笑)

↓拙政園の周りの住宅街の様子

午後12時 昼食をとりにレストランへ

蘇州の町中にあるレストランへ。円卓を囲んで、次々と運ばれてくる中華料理を食べます。ここでは、「これ」と言った特別美味しいものはなく、
今まで食べてきた内容とあまり変わりはありませんでした。炒飯、チンゲン菜の炒め物、クルミ炒め、鶏とナッツの炒め物、エビの炒め物、高菜のような漬け物、湯葉巻きのようなものを頂きました♪

昼食後 シルク工場見学へ

シルク製品を買ってもらうための、ツアー会社の定番のコースだと思います。シルク製のドレスを着たきれいなモデルさん達によるファッションショーも見ることができました。

私は自分にシルクのスカーフを1枚買いました。1枚150元。日本円で約1,900円ちょっとです。
他に、下着、ネクタイ、ガウン、パジャマ、布団と、さまざまなシルク製品が販売されていました。店内をあれこれ見歩いている私に添乗員さんが、「奥さんにシルクのパジャマを買っていこうと思うんですが、女性ってそう言うの喜びますかね?」と聞いてくれるので、「そりゃあ、とっても嬉しいものですよ♪ ぜひ買っていってあげたらどうですか?」と答えると、添乗員さんは、「じゃあ、買ってきます」とパジャマを探しに…。優しい、素敵な旦那さんだな…(@^o^@)

工場見学の後は、バスに乗って再び上海へ戻ります

バスから蘇州の町や人の様子を見ていると、ポケットに手を突っ込んでただボーっと立って、バスを見ている人がいたり、店先で日向ぼっこしていたり、どう見ても働いている感じがしない、のんびりとした感じです。逆に、日本がいかにきっちりしていて、働きバチと言われるのも納得という感じです。
 生まれた環境によって人生って全然違うものになると思いますが、こんなのんびりとした街で生まれていたなら、今抱えてるようなくだらない悩みも感じずに、大きな心で過ごせるのにな…ってふと思います。

午後3時過ぎ 上海へ 豫園(よえん)の見学へ

豫園に向かう途中、日本で言うと浅草のような所を通り抜けていくのですが、すごい人、たくさんのお店で一種、異様なムードでした。
道路に面して食べ物関係の屋台がたくさん並んでいました。ガイドさんは、「お腹を壊すので食べない方がいい」と行っていましたが、美味しそうな匂いは立ちこめてきます。この旅行で、一度も自分のお金で買って食べたものがなかったので、こういう屋台での買い食いは一度ぐらいしてみたかったです。

豫園…黄浦江のほとり、市街の東南に位置する庭園。この辺りは租界時代も中国人の居住区だったところ。池の中心に浮かぶ湖心亭の茶館では、3種類のお茶が楽しめ、日本の酒井法子さんも来たことがあると、ガイドさんが言ってました。

豫園見学の次は、最後の観光地、外灘(がいたん)へ、バスで向かいます。

外灘…上海に租界があった頃、黄浦江沿いの黄浦灘路のことを「バンド(海岸通り)」と呼んでいたそうです。アヘン戦争に敗れた清朝が、外灘をイギリスに貸したことから開発が始まったそうで、ヨーロッパを思わせる建築物が建ち並び、上海独特の異国情緒を醸し出している。北の一角に黄浦公園があり、早朝から太極拳を楽しむ人たちでにぎわっているそうです。

私たちが外灘に到着した頃は、もう日が落ちていましたが、建物のきれいなイルミネーションがたくさん見れて、ロマンチックなムードを漂わせていました。恋人と腕を組んで歩くには、最高のスポットかもしれないな…

午後6時過ぎ 最後の晩餐 上海カニの夕食へ

外灘からバスで40分くらいの所にある、子供服も経営している、「博士蛙」という変な店名のレストランで、上海カニの夕食です。いつものように円卓を囲んで、たくさんの中華料理がでてきます。ここでは、木の実や漢方薬をいろいろ調合した珍しいお茶も出されました。お湯を注ぐ急須のようなものは、じょうろのスリム版と言いましょうか、注ぎ口が鶴のくちばしみたいにとても長くて、お湯を入れる様子も一種のパフォーマンスのようです。木の実などが入った湯飲みにお湯を入れてからふたをして3分ほど待ちます。2杯目にお湯をそそぎ込んだものが体に言いそうですが、飲んでみると、独特の味、薬品臭い、苦い、何とも言えない味でしたが、体に効きそうなことはよく分かりました。

 
今夜のメインの上海カニは、一人いっぱいずつ配られました。私はとりわけカニが好きでもなく、かえってエビの方が好きです。なんて言ったって食べにくいし、身は少なく、食べた気がしないから…(笑)
北海道旅行の時、宅配便で送ってもらったタラバガニに比べると、物足りないし、食べるのが下手な私は、殻だけが皿の上に無惨にも残っていました。



 

夕食が済んでから、下のお土産売場でお土産をいろいろ買いました。記念に、お父さんには名字の印鑑を、私には「弥生」の印鑑を作ってもらいました。水晶のようなきれいな印鑑に、その場で名前を彫ってもらえます。2本買うから負けてと、100元の朱肉を、50元でゲット!側にいてくれた現地のガイドさんが、店員さんに、「この子(私のこと)、学生でお金がないから負けてあげて」とフォローしてくれたおかげかな?まぁ、この時は学生扱いされたことも気になりませんでした。
 他にウーロン茶クッキーと、チョコレートも買いました。ウーロン茶クッキーを家に帰ってきてから食べてみると、ウーロン茶の味自体はしないけど、普通のクッキーに比べて甘さはほとんどなく、不思議な味でした。

午後8時過ぎ ナイトクルージング

このないとクルージングは、希望者だけが参加できるものでした。前日、バスの中で希望者はお金を払って申し込んでいましたが、私は一人だったので、行っても仕方ないと思い、申し込んでいませんでした。でも、食事を終えてお土産を買っているときに、現地ガイドさんが私を手招きで呼んで、「他の人には内緒だけど、お金はいらないから、僕の代わりにナイトクルージングを楽しんでおいで。せっかく来たのだから、きれいな夜景を見てくるといいよ」と言ってくれたのです。「いいんですか?」と謙遜しながらも、「ありがとうございます!」と、ツアーの人たちみんなとナイトクルージングを楽しんできました。その間、ガイドさんはバスの中で待っていて、本来ならガイドさんがクルージングを楽しむはずだったのに、申し訳なく思いましたが、好意に甘えさせてもらいました。

 日本にいてもナイトクルージングなんて経験したことないのに、この上海の素晴らしい夜景を船の上から見ることができるなんて本当に感激でした。前日行った、東方明珠テレビ塔もきれいにライトアップされ、ディズニーランドのパレードを思わせるような、幻想的な世界が広がっていまいした。外に出て風を受けながら見る夜景に、「いつか大好きな人と来たいな…」なんてまた一人感傷的になるのです。

 船の中では、今までツアー中に話ができなかった人たちともいろいろ話ができたり、お見合い話を勧めてくれるおばさんもいました。最後の夜が、こんなに素敵になって本当によかったです♪

約1時間ほどのクルージングでしたが、あの素晴らしい夜景はきっと忘れないと思います。

午後10時前 最後の宿泊先 上海龍柏飯店へ

最後の宿泊先は、帰国の上海空港から目と鼻の先の場所にあります。場所がらビジネスとホテルという感じ。グレード的には、一番よくないホテルでしたが、素敵な夜景を見れたので不満も帳消しです(笑)

 残った元を消化するために、ホテルの売店でお茶とチョコレートのお土産を買いました。売店を行く前に失敗を…。
よくある、アウトロックをしてしまった私。ロビーに行って説明。程なくガードマンが来て部屋を開けてくれました。最後までおっちょこちょいな私…

 お風呂に入って、部屋の机に向かって、ツアーのことを振り返りながら旅日記を書きます。今回は旅行日程が長いのも、初めての海外と言うこともあるけれど、今までで一番たくさん旅日記を書いてきたような気がします。旅の始まりの時は、5日間が長く思われましたが、最後の夜になって振り返ってみると、アッという間に過ぎていきました。でも、ちゃんとどんな場所での出来事もしっかり覚えています♪ アッという間に感じたと言うことは、それだけ旅行がとても楽しく充実していた証拠だな…。反面、明日は日本に帰れるのだと思うと、ホッとする自分もいました。