カルチャー☆ショック!!  「初めてのお友達」


「みなさん、今日は転校生を紹介します。
 忍足侑士君です。
 さ、忍足君、自己紹介して。」

「はじめまして。忍足侑士です。よろしく。」


や、やべぇ・・・・・声のトーン低くしちまった・・・・!!
こんなダンディー声やないやん、俺。
どぉしよどぉしよ・・・・
これから毎日こんな声!?

ありえへん・・・・・。


「じゃぁみなさん、仲良くしてあげてくださいね。
 えーと、忍足君はそれじゃー・・・・・
 向井くんの隣がいいかな?じゃーそこの席にすわってくれる?」

「はい、わかりました。」


お!やったぁ、一番後ろやないかい!うれしいわぁ☆
しかも隣可愛い男の子やし!よかったぁ、余計な緊張せんですんだわ。

って、どんな心配や!?ってな!

あかん、一人ボケ突っ込み、寒いで、俺。


あかんあかん、こんなふざけとる場合やない!
最初が重要やかんな!


「こんちは!忍足です、よろしゅうお願いしますわ!」


あ・・・・・・・トーン上がってしもうた。
すげぇアホッぽいやん・・・・。


「おう、俺、岳人!よろしく!
 関西人なんだ〜!すげぇじゃん!」

「い、いや、そんなことないで。普通や普通。」


へ、へぇ〜・・・・・関西人はすごいんやなぁ。
知らんかったわ。
あわわ・・・・・てか俺、今思いっきりキョドっちまったやんかぁ!!
こりゃいてぇ・・・・・・。

あっでも、こんなドキドキしてんの気づかれたらあかんやろなぁ。
冷静冷静・・・・・・・


「へぇ〜うらやましいけどなぁ・・・・・・。
 てかさ、うちの学校編入してくるなんて、頭いいんでしょ?」


が、岳人君!!そんな質問あらへんよ!!
なんて言ったらいいんや・・・・・・・

正直に言うか?

いや、でもなんかそれこそ自慢してるみたいやし・・・・・


「そんなことないで!俺はアホやし・・・ははは・・・」


あ〜俺、何言っとんねん!!
そんなクールキャラちゃうやろ、オレ!!!


「そっかぁ〜そうは見えないけどなぁ・・・・・。
 なんかクラフティーな感じするもん!」


く、くらふてぃ??

なんや、それ??

お菓子でなんかあったような気もするけど・・・・
まさか俺をお菓子にたとえはせんやろ。


わかった!!

これきっと、東京語や!!

なるほどなぁ、さすが日本は広いんやなぁ・・・・・。
知らないことばっかりや。


ま、なんかここは謙遜しといたほうがよさそうやな☆


「いやぁ、そんなことあらへんよ〜」


うーん普通普通☆


「ねぇ、ところで部活何入るの?」


おっ、やっと普通トークやな。やっと気ぃ抜けるわぁ。


「テニス部やねん!」

「まじで?!俺もテニス部なんだぜ!!奇遇じゃん!
 あっ、あとね、このクラスの滝もテニス部なんだぜ☆
 滝はね〜、あの変なポーズしてこっち見てる奴だよ。
 
 おーい、滝ぃ!忍足君テニス部らしいよ!」

「やるねー。」

「い、いや、そんなことあらへんよ!普通やで!!」


なんかほめられっぱなしやなぁ・・・・


「あ、忍足君、やるねー。はあいつの口癖だから、気にしなくていいよ!」

「あ、そーなんや。へぇ〜・・・」


やるねー。が口癖とは・・・・
ヨイショがうまいやっちゃなぁ・・・・・!!
思わずのっちまうとこだったやんか!!

やっぱ東京は恐いとこや・・・・・


でも、岳人君はいい人みたいやからなぁ、仲良くしてもらわないと・・・・


「あ、そうや、俺のことは侑士って呼んでや!」

「うん、よろしく、侑士!俺は岳人でいいぜ!」




あー・・・・・・・・・・
素敵や・・・・・よかったぁ、まともな友達できたわ。




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次回予告
そんなうまくいっていいのか!?侑士の新生活!!
そう、侑士はまだ氷帝の恐ろしさを知らなかったのだ・・・・・!!!

次回「お昼ご飯で、カルチャー☆ショック!!(仮)」