「逆襲裁判」PART1《助ける理由》
        ぼくは、成綣羽良一(なるへそうりょういち)今年25歳で新米弁護士だ。これから、ボクの知っている友人の弁護を行わなければならない。なぜなら、そう,その友だちは現在殺人容疑者として起訴されたのだ。その友人の名は「越智藍政志」彼は、自分の幼馴染である。すぐ人をたたくという欠点はあったが、彼は自分にはなくてならない存在だ。そうあの時ボクを救ってくれた。まあ、この話はお置いておくとして、問題はどうやって彼を救うかだが、今回ほど辛い弁護はないだろう。相手はあの完全無敗、をとこ大好きの川村好木蚊。裁判長は賄賂大好きの吉共。なぜ、裁判長にまで気を配らなければならないかというと先に述べたとおりこの裁判長は賄賂大好きと言われ、悪行名高い人物なのである。しかし、バックには裏社会がかかわっていることで、だれも何もいえないのである。おっと、僕の前に女性が歩いてきた。「なるへそ君、今日はがんばって。それにしても最初からこんなでかい事件を請け負うなんてたいしたものね」そうこの人はボクの師匠で綾砂糖事務所の所長である綾砂糖稚風枦(あやさとうちふろ)さんだ。「いえ、やつには借りがあるんです」すると稚風呂さんは「どんな借りなのかしら?あら、あなたの弁護する人が来たわよ。今度ゆっくり理由を聞かせてね。私はちょっと法廷リストをチェックしておくわ」稚風呂さんは離れていった。すると、どたどた近寄る音がしてきた。ピコピコハンマー所持、ゲップをしながら走っている男がきた「なるへそー。オレもう死ぬワー。決めた!オレを有罪にしてくれー」そう、彼が越智藍政志何かあるとすぐ人をたたく癖のある困った野郎だ。「おいおい、やけになって俺をピコピコハンマーでたたかないでくれ。」本人がこれじゃ…。いや、こいつを救わなければならない。こいつには大きな借りがある。おっとそろそろ入廷の時間だ。必ず無罪を勝ち取って見せるぞ。こいつは変わり者だが、人殺しなんてするような奴じゃない。それは一番僕が知っている。ボクは緊張しながらも暑い闘志を燃やして入廷していった。

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