ファンタジーマサキ〜其の弐〜

  ようやく、サッカー場にたどり着いたマサキントンを待ち受けていたのは、バ・ラモスの手下である、ナス・アブラダニだった。彼は80キロを越そうかという巨体であり、汗だくでこちらをにらんでいた。マサキントンは、焦った。なんとも懐かしく恐ろしい衝動に駆られた。宿題を出さずにいたあの頃を…。彼の先生の宿題は並大抵ではなかった。一日に2枚ペースだった。さらに週末課題に7枚もプリントを出すようなレベルだった。なぜ、マサキントンがこのようないやなことを思い出しているかというと、彼の高校の数学の教師に似ていたからだ。あのもう5年も持たないだろうという髪型、あの火をつけたらよく燃えそうで、いつもハンカチによって拭かれているあの汗を持つ巨体は彼しかいない!マサキントンは言った「ナスラダニ(略称)先生なんで、バ・ラモスなんかの手下になったんですか!?」と驚いた気持ちで聞くと、彼は無双乱舞をしてきた。マサキントンはとっさに攻撃をかわし、すぐ答えにたどり着いた。(操られているらしいな。どうすれば、元に戻せるのだろうか………!そうかその手があった)と助けるような感じをかもし出して、かっこいい瞑想にふけっていたが普通に倒して普通に通って行った。 そして、ついにサッカー城の最高階に達した(はやいな!)そこで見たものは、赤兎馬に乗るバ・ラモスの姿だった。マサキントンは、怒りが最高潮になり、彼の父親はどこか?と聞いた。すると…バ・ラモスは即答した。「バンテリンあるよ!」と言い、無双乱舞を仕掛けてきた。マサキントンは辛くもかわしたが、2度目の攻撃をもろに食らった。バ・ラモスは笑いながら「虫けらが!ワシこそ万夫不当の豪傑よ!と3回くらい言った後、満足してその場から帰った。マサキントンは隙ができたと思い。切りかかったが、すでに彼の後ろに回られていた。マサキントンは思った、こんなに強いのは親父以来だと。・・・・?親父だ。試しに、親子だけの言語である、ゾーン語を使ってコンタクトしてみた。「ゾーンゾーーン図維(親父か?)」すると、バ・ラモスから信号が帰ってきた。「図維ゾーンゾーン…zone!(俺は親父じゃないゾーン…しまった)」ゾーン語を話せるのは俺と、親父としかいない。だから、バ・ラモスの正体はムラボー・ブラボーの他いないのだ。マサキントンは疑問に思った。どう見てもバ・ラモスはモンスターだ。なぜ親父画モンスターに!?バ・ラモスは話し出した。「あれは、13年前のことじゃった。ワシはバ・ラモスを倒そうと思い、必死になって戦った。そして、気づいたらこの有様じゃった。」マサキントンはかなり苛立った。「いや。意味わからんからぁ!真剣に話せよ」と言うと、さすがに観念したらしく、「わかった。今から言うことをよく聞くんじゃ…。ワシは、バラモスに負けて体内に吸収された。しかし、ワシは意志が強かったために(照れ)時々やつの心を支配できるのじゃ。今がその時間じゃ。今ならワシもろともこいつを倒せる。やるんじゃ!ワシを殺せ!悲しむな!母さんによろしくな」マサキントンは迷った。親父を刺そうか…。バラモスと普通に戦っては勝てない。そうなると、やはりこれしかない。剣を振りかざし、そして刺した。「オヤジ・・・」すると、ムラボー・ブラボーは最後の一言を息子に告げた。「ずっと好きだった…。」ムラボーブラボーはそれからまだ息があったが、マサキントンが即行とどめをさした。彼の目から涙がこぼれ落ちていた。すると、誰かが慰めるような声が聞こえてきた。「ゾーンゾーンゾーーン(グッドラック)」「いや。オヤジ生きてたの!?」と言うと、「まあな。あれは身代わりの術だったんだよ。」と話した。「いや、オヤジ死んでくれんとバ・ラモスが…。」「ん?あ、あれね。うそうそ。信じてたの?」 マサキントンは、天かける竜のしし脅しを使わざる終えなかった・・・ 5回鈍い音がして、世界に平和が訪れた。

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