48話「もてた回数」
ガサッ
???「ライゼンさ〜ん、向こうから人が来てますけど・・・・・どうします?」
ライゼン「おまえに任せる」
???「はいはい」
少し物音がしたが、すぐに気配が消えた。
治「そろそろ始めようぜ。みなみ、援護を頼む」
南「分かりました」
ライゼン「良いだろう・・・来いっ」
治「言われなくても!!」
治は剣を構えながらライゼンへと走った。

ラムサス「・・・・・?そこにいるのは誰だ?」
???「よく分かりましたねぇ。さすがです」
そう言いながら茂みから現れたのは杖を持ったいつぞやのアクアだったが、ラムサスは知らない。
ラムサス「誰だ?」
アクア「アクア、です。悪いですが少し寝ていてもらいます」
ラムサス「この先に見られちゃまずいモノでもあるのか?」
アクア「ま、そんなもんです。・・・先手必勝!!」
そう言っていきなり今来た方へ走り出すアクア。あっという間に見えなくなる。
警備兵1「な・・・何だったんだ?今の・・・・・・」
警備兵2「さぁ・・・・・?」
ラムサス「通さないみたいなこと言っといていきなり逃げるか・・・・?・・・・・・まさか」
警備兵1「どうしました?」
ラムサス「おい、お前ら----」
ラムサスが何か言いかけたとき遠くでアクアの呪文が完成した。
アクア「スリープ・クラウド!」
抵抗もむなしくラムサス達は眠りへと落ちていった。
アクア「おやすみ〜・・・・と言ってもすぐ起きるかもなぁ。って言うか効果あったかな?」

そのころ走り出した広子と優はと言うと・・・
広子「まーた、あんたたちぃ?」
例の冒険者5人組に足止めされていた。
広子「しつこい人は嫌われるよ?ねぇ、ゆうさん」
優「え?えぇ、そう思います」
男3「うるせーやい!!どーせ俺達はもてないよっ」
男2「おい、俺達とは何だ達とは」
男4「お前はもてたのか?」
男2「ふっ・・・・・もてまくってたぜ」
男1「確かにお前は男にばかりもてていたな・・・・・」
男2「うるせーっ(涙)」
男5「今はどうでも良いだろそんなこと」
広子「何だかなぁ・・・・・」
優「男の人にばかりもてるなんてかわいそう・・・・・」
男2「ぐさぁっ」
男4「精神的ダメージ5って所か」
男1「痛い所突かれたしな」
広子「(ゆうさん、ゆうさん)」
優「?」
広子「(今のうちに・・・・・)」
そう言うと街道沿いの茂みへとにじり寄っていく。
広子「他の人はもてたことないの?」
男3「ぐさぁっ」
男4「精神的ダメージ5って所か」
男1「痛い所突かれたしな」
優「かわいそう・・・・・」
広子「確かに・・・・・」
男4「おい、お前ら同情されてるぞ」
広子「あんたはあるの?(良し、茂みまで後少し!)」
男4「ふふん、まぁな!」
男1「1回だけな」
男4「ぐさぁっ!で、でもお前だって似たよーなもんんだろ」
男1「違うな。俺は10回だ」
優「50歩100歩・・・」
男1&4「「ぐさぁっ」」
男5「いい加減にしろ!!あいつら逃げるぞ!!」
男2「なにぃ!?」
広子「ちっ、あと少しだったのに!!ゆうさん行くよ!」
二人は近寄っていた右側の茂みへと突っ込んでいった。
男5「追うぞ!!」
男4「言われなくてもっ!」
男3「先ほどの恨み、晴らしてくれる!!」
広子「逆恨みなんだけどなぁ・・・」
優「どこに向かってるんですか?」
広子「・・・・・聞かないで(汗)」
優「・・・・・・。敵の所に出ないと良いですね」
広子「同感」

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