これからのスタンダード・その1

これからのスタンダード


11月から、スタンダードはその姿をガラリと変えます。
オンスロートブロックの加入により、インベイジョンブロックがスタンダードから姿を消すからです。
では、スタンダードは、それによってどのような影響を受けるのでしょうか?
第1回目の今回は、インベイジョンブロックが脱退することにより受ける影響を考えていきたいと思います。


インベイジョンブロックが落ちるとどうなるの?


まず、一番最初に挙げられるのが「嘘か真か」を失う、ということです。
このカードが無くなることにより、全ての青のデッキは優秀なドロースペルを失い、カウンターの補充が困難になります。
4マナで2枚引けるインスタントと考えるなら「霊感」と同じかもしれませんが、「嘘か真か」はライブラリーの上から5枚を見て、更にそこから2ないし3枚のカードを引けるのですから、これが弱いはずありません。
欠点はありますが、それを差し引いてもこのカードのドロー能力というのは尋常ではありませんでした。
更に、今のスタンダードではそんなに優秀なドロースペルは多くなく、はっきり言ってドローと言えば「嘘か真か」といった状況でした。
上でも書きましたが、このカードを失うことにより、全てのカウンターデッキは弱体化を余儀なくされてます。

次に、「火炎舌のカヴー」を失う、ということです。
このカードは、4マナでパワー4とパワフルな上、タフネスが4以下のクリーチャーを破壊する能力を持っています。
更に赤マナが1つで済む為、「火炎舌のカヴー」を入れるが為にタッチ赤にする、というデッキも多く見掛けました。
その良い例が、現スタンダードで猛威を振るっている「タッチ赤サイカ」です。
クリーチャー除去兼パンチャーが弱いはずがありません。
このカードを失う、ということは全てのデッキはタッチ赤にする意味を失うと言っても過言ではありません。
さらに、これはタフネス4以下のクリーチャーがこの環境を支配する可能性があるというのを意味しています。
やはり、これからはクリーチャーの時代になりそうです。

際だって目立つのは上の2枚ですが、環境に地味に影響を与えそうなのが、インベイジョンで収録されたアンコモンのタップインランドと、アポカリプスで収録された対抗色ダメランの脱退です。
デッキの多色化を実現した両者、特に対抗色ダメランを失うのは、青を中心とした多色コントロールの構築を困難にし、安定したマナベースを失うものです。
前者も、サイカトグ等の安定したマナ供給に貢献していましたが、これ失うのは、実際なかなかの痛手です。


上の事を簡単にまとめると、カウンターデッキは弱体化し、デッキは単色あるいは2色が主流となり、対抗色のデッキは青緑ぐらいしか残らず、クリーチャー戦が主流になる、と言えそうです。


次回は、「オンスロート加入により受ける影響」について考えてみたいと思います。



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