もう少し。 目の前に何かが光った。 触れた? 触れたい? ―ワレタ。 あぁ。 またなのね。 いつものこと。 今更気にはしないわ。 お別れを言いましょう。 その眼を閉じて。 また光った? いいえ。 見えないわ。 何も見えないわ。 見えなかったわ。 あぁ。 どうしてよ。 一度くらいは守ってよ。 抱き締めたのはあなたでしょう? その腕で抱き寄せたじゃない。 傷を見たはずよ。 あぁ。 開けかけた 私の入口は塞がった。