「眠たいの」
毎日必ず聞かせてあげる。
手を繋いで歩いてる。
そんな木漏れ日の日にも言ってあげる。

楽しさって忘れたわ。
きっと落し物で交番にでも居るわ。
でも取りに行ったりしない。
このままのあたしでも
楽しい筈でしょう?

「殺してよ」
いつでも心の中では考えてる。
なんだったら殺してあげようか?
一緒に死ぬ?
そう言うの嫌いなのよね。

この部屋寒いの。
なんでお巡りさんは迷子のあたしを見つけないの?
いつまでも置き去りのまんま?
なんでよ…
独りはいやって言ったじゃない。

「眠いよ。眠いよ。ねぇ?死んでいい?」
毎日聞いてあげる。
あなたが「いいよ」って言うまで。
うれしそうに笑いながら
毎日聞いてあげるね。
いつかきっとあなたは
「いいよ」って言うわよ。あたし解るの。

そしたら、あたしを粉にして
綺麗な海に撒いてね。