乙一の紹介
今のところこの人の本は5冊(正確には集英社文庫の2冊が新書でも出てるので7冊)出てます。
この人の本の特徴はいくつかの短編で構成されてることです。
大体1冊に2つ短編が入ってるので、必ず気に入る話が見つかりますよ。
短編一つなら本屋で立ち読みできるぐらいの長さなので、迷ってるなら立ち読みして判断してみましょう。
僕のお勧めは「君にしか聞こえない」です。
また、集英社文庫の方の話はホラー、角川スニーカー文庫の方は切ない話です。
それでは各巻のもうちょっと詳しい説明を。
●夏と花火と私の死体
タイトルが変だぞ?と思うでしょうが、これであってます。短編2つ収録です。
短編の1つ目は「夏と花火と私の死体」です。
この話は死体が1人称で話を進める、かなり変わった話です。
短編の2つ目は「優子」です。
なんつーんでしょうね、ホラーです(どんな説明だ)
この話はあまり話すとネタばれしてしまいそうなのでやめときます。
●天帝妖狐
短編が2つ収録されており、そのどちらも素晴らしいできです。
短編の一つ目は「A MASKED BALL」です。サブタイトルは長いので略。
トイレの落書きから始まる話で、設定が面白いです。これはお勧め。
短編の2つ目は「天帝妖狐」です。
ちょっと(かなり?)暗い話なんですが、僕は乙一さんの話の中でかなり好きなほうです。
この2冊ともジャンプノベルという新書の方もあるのですが、現在ジャンプノベルは廃刊になっていて入手が困難です。
「天帝妖狐」などはかなり話が違うらしく、読んでみたいんですけど見つからない(泣)
古本屋で見つけたら即行で買う事をお勧めします。
●失踪HOLIDAY
短編が二つ収録されていて、そのうちの一つはかなり切なくていい話です。
短編の1つ目は「しあわせは子猫のかたち」です。長いので「子猫のあれ」に略。
この話がその切ない話です。本当にいい話ですよ。
読んだ後幸せな気分になれること請け合いです。
立ち読みにはちょっと長い話かもしれないので、上では立ち読みに「君にしか聞こえない」を勧めました。
短編の2つ目は「失踪HOLIDAY」です。
今のところ乙一さんの話の中で最長です(といっても文庫本半分ぐらいの長さです)
所々あるギャグが面白かったです。
●「君にしか聞こえない CALLING YOU」
短編が3つ収録されてます。どれもいい話です。
短編の1つ目は「君にしか聞こえない」です。
想像上の携帯電話の話です。設定が面白いです。
本当にいい話です。是非読んでください。
短編の2つ目は「傷―KIZ/KIZS―」です。
人の傷を動かせる少年の話。さすが切なさの達人です。
短編の3つ目は「華歌」です。
今までの話とちょっと雰囲気が違うので読みにくいと感じる人もいるかもしれません。
これは是非読んだ後感想を聞かせて欲しいです。
他に乙一さんの本は「石ノ目」というのがあるのですが、新書なので見つけにくいと思います。
本屋で頼むか図書館に買ってもらうかしましょう。
図書館に頼むのはお金をケチるのではなく、すばらしい作品を皆に知ってもらおうという善意ですよ(笑)
現在、この他に集英社より「暗黒童話」、幻冬舎より「死にぞこないの青」が出てるらしいのですが、僕はまだ読んでません。見つからない(泣)