音楽室の窓



雲の隙間から差し込んだ光

大いなる大地に突き刺さる

優しい光



窓の隙間から差し込んだ光の色

広げたノートに映るその色は

遠い春を想う色



冬の隙間から差し込んだ

一瞬の春陽気

待つ楽しみが出来た



ふっと思った事を口にせず

心にしまい

何か言いかけた言葉を

空への祈りに



窓の外 刹那に見えし 遠けき春 待つは春の女神 まだ見ぬ春儚命