零れ落ちたモノは

優しい音が零れ落ちる

指の隙間をゆっくり、ゆっくりと

地面に落ちて跳ね返り

秋の空へと帰ってゆく

あなたに会いたい

零れ落ちたもの

あなたのいる空に帰っても

私はここに縛られたまま

このまま時がたっても

何も変わらない

あなたが居ないと言う事も

変わらない

会いたいと願った夜

零れ落ちたものは

もう戻らない