名雪「どうしたの、祐一〜。」
祐一「どうしたのって、秋子さんがジャム持ってたんだよ。」
名雪「まさか、あのジャム?」
名雪の顔が一瞬おびえたような顔に変わった。
祐一「さあ、でも何か見たことのない色をしていたぞ。」
名雪「そういえば、昨日お母さんが台所で何かしてたけど・・・。」
恐るべし、秋子さん。
祐一「とりあえず、お前部活はいいのか?」
名雪「わあああ、遅刻する〜。」
その割にはあまり慌てていないようだった。
しかし、陸上部だけあって足のほうは速かった
5秒台とまではいかないが・・・。
祐一「しかし、家を飛び出してしまったし、これからどうしよう」
実際今は夏休みなので祐一には行く所がない。
しかも、今は朝早い。
祐一「そうだな、これから商店街でも行ってくるか。」
と思ったその時・・・。
真琴「あう〜。」
あゆ「うぐぅ。」
聞き覚えのある奇妙な口癖×2が後ろから聞こえた。
真琴「祐一、何か変な事考えてない?」
あゆ「そうだよ祐一君、君って意地悪だからね。」
祐一「俺はそんなこと思ってないぞ。」
真琴「嘘だよ祐一〜。」
あゆ「祐一君、声に出てたよ。」
祐一「・・・やってしまった。」
いつもの出てほしくない癖がでた。
真琴「お詫びにどっか連れてって〜。」
こいつらお子様は暇らしい。
真琴「お子様ってなによう。」
あゆ「そうだよ祐一君。」
祐一「もしかしてまたやった?」
あゆ「うん、しっかり声に出てたよ。」
祐一「ま、行く当てもないし、とりあえず商店街にでもいってみるか?」
真琴「祐一〜肉まんおごって。」
あゆ「祐一君鯛焼き買って。」
好き勝手に言う二人組だった。
祐一「ああ、俺の財布がぁ。」
名雪にはイチゴサンデー、真琴には肉まん、あゆには鯛焼き、舞には牛丼(?)、栞にはアイスをおごらされ、ただでさえぴんちであったのに・・・。
祐一ちんだぶるぴんち?