その袋の中には・・・。
お米券が1枚入っていた。
店員「ぱちぱちぱち・・・」
いつの間にか口で拍手していた。
・・・。
何なのだろうか。
ちなみに、この店員の名は「遠野美凪」というらしい。
祐一「まずい、香里たちに気付かれていないだろうな?」
ふと横を見ると、どうやら気付いていなさそうだ。
栞「だいじょうぶですよ、祐一さん」
その根拠はあるのだろうか?
・・・。
しばらく祐一たちは百花屋で香里たちを見ていた。
ちょうど食べ終わったのだろうか、香里たちが店を出た。
祐一「俺たちも急いで食うぞ。」
そして、食べ終わり、レジで清算を済ますと・・・。
そこには香里がいた。
どうやら北川に内緒で戻ってきたらしい。
忘れ物したからとでも言ったのだろう。
香里「栞・・・相沢君・・・。」
栞「お、おねぇちゃん。どうしたの?」
香里「栞、覚悟は出来ているでしょうね?」
栞「な、何のこと?おねえちゃん何で怒ってるの?」
香里「とぼけても無駄よ。」
香里にはしっかり尾行がばれていた。
栞「えうー。恐いです。」
祐一「なぁ、香里。そんなに怒らなくても・・・。」
香里「相沢君?あなたもよ。」
祐一「え?」
香里「覚悟は出来てる?」
祐一「ひ〜〜。」
どうやらマジで切れているようだ。
とその時、
北川「お〜い美坂、何してんだ、行くぞ〜。」
香里「わかったわ・・・。」
どうやら祐一たちは助かった・・・
香里「またね、相沢君。」
わけではなさそうだ。
見た目は笑顔だがどこか怒りを隠しているようにしか見えない。
栞「おねえちゃん、恐いです。」
祐一「た、確かに・・・。」
栞「あんな事いうおねえちゃん、嫌いです。」
今日は栞の最後の日かもしれない。
栞「では、祐一さん。」
祐一「ああ、栞も気をつけてな。」
栞「大丈夫ですよ。」
・・・本当に大丈夫だろうか。
もしかしたら次の誕生日までに香里に・・・。
と、その時。
後ろから不意に声がした。