真琴「あう〜。」
突然、真夜中に真琴がいつもの意味不明なうめき声をあげた。
秋子「あら、どうしたの、真琴?」
真琴「秋子さん・・・。」
すぐに秋子さんがやってきた。
ちょっと後で、祐一たちも入ってきた。
祐一「どうしたんだよ。」
あゆ「うぐぅ、眠いよ。」
名雪「・・・ZZZ」
って、名雪はすでに寝ているし。
真琴「実は・・・。」
どうやら真琴は夏休みの宿題が終わらないようだった。
ちなみに、本日は始業式の日だ。
祐一「たく、どうして休みのうちにしなかったんだよ。」
真琴「だって・・・。」
あゆ「まあ、ボクと祐一君で手伝ってあげるよ。」
祐一「って、俺もするのか?」
あゆ「もちろんだよ。」
祐一は知らぬうちにメンバーに加わっていた。
祐一「まあ、いいけど。あと、何が残っているんだ?」
真琴「・・・化学。」
祐一「化学・・・って、それくらいやれよ。」
あゆ「まあ、手伝ってあげようよ。」
祐一「しょうがないな、ほら、始めるぞ。」
真琴「え?」
祐一「え、じゃない。さっさと終わらせてとっとと寝るからな。」
真琴「うん。」
あゆ「なんだかんだいって、祐一君ってやさしいとこあるんだよね。」
祐一「そうか?」
あゆ「そうだよ、昔から。」
秋子「じゃ、私はお夜食でも作りますね。」
真琴「真琴肉まん!」
祐一「いくらなんでもこの時間には・・・。」
あゆ「そうだよ・・・。」
ちなみに、この時間とは日付が変わった12時ごろ・・・。
秋子「了承。」
祐一&あゆ「えええ?」
真琴「やったー。」
秋子「じゃ、ちょっと待ってて下さいね。」
祐一「じゃ、早速始めるか。」
真琴「うん。」
・・・。
祐一「だから、始めようよ。」
・・・。
祐一「もしかして、お前らふたりともさっぱりなのか?」
真琴&あゆ「うん。」
祐一「・・・あゆ。手伝うんじゃなかったのか?」
あゆ「だって祐一君、化学なんだよ。」
祐一「名雪みたいな言い訳するな!」
真琴「あゆ、出来ないの?」
あゆ「うぐぅ。ごめんね。」
祐一「じゃ、出来そうなやつ探してこようか?」
真琴「祐一も、出来ないの?」
祐一「俺は転校したてで授業のペースになれてないんだ。」
名雪「・・・あれからもうだいぶたつんだよ〜。」
名雪が奇妙な寝言つっこみをした。
祐一「と、とにかく、俺は・・・。」
真琴「出来ないんだ。」
祐一「ばかいえ、出来るけどお前ごときに教える必要はないってことだ。」
真琴「さっきは慣れてないって言うし・・・。それにごときって何よ。」
ちょうどその時、肉まん(自家製)を持った秋子さんが現れた。
秋子「進んでますか?お勉強。」
祐一「それがさっぱり・・・。」
真琴「どうしよう・・・。」
秋子「よかったら、私が教えましょうか?」
祐一「え、秋子さん大丈夫ですか?」
真琴「手伝ってくれる?」
秋子「了承」
祐一「じゃ、後お願いします。」
ところで、寝ている人はいいとして・・・。
名雪「・・・よくないよ〜。」
・・・所詮寝言だ。
でも、もう一人いたような・・・。
あゆ「うぐぅ。」
あ、忘れていた。
あゆ「ひどいよ〜。」
祐一「さあて、明日も学校だし、もう寝るか。」
あゆ「そうだね、祐一君。」
真琴「あう〜〜〜〜〜。」
その直後、悲鳴が聞こえてきたが、もう寝ることにした。
こうして、夏休み最後の日はすぎていくのでした。
おまけ。
翌日・・・。
祐一「おはようございます。」
秋子「おはようございます、祐一さん。」
祐一「真琴、どうでした?」
秋子「ばっちりですよ。」
祐一「すみません。」
秋子「いえいえ。」
その頃、真琴の部屋。
真琴「あ・・・秋子さんって、こんなことしていたんだ。」
秋子さんが残したメモの中には、
謎ジャムの科学的構造が記されていた。
あゆ「真琴ちゃん、朝ごはんだよ。」
真琴「分かった。」
あゆ「昨日は宿題終わった?」
真琴「まあね、アレのおかげかな。」
あゆ「アレ?」
真琴「甘くない肉まん、かな。」
END