3S歩行
平成21年10月4日(日)晴れ
朝5時20分に学校に到着。途中で見た中秋の名月は明るく、本当にきれいであった。
学校に行くとすでに鍵は総務課長が開けてくれており、2人で準備に入る。
6時になるとさっそく欠席連絡が入り始める。
1076人も生徒がいれば、当日体調がおかしくなる生徒の割合も多いかも知れない。
7時30分に金沢駅から生徒を乗せたバスが順番に千里浜に向けて出発する。
全員がバスに乗るわけではなく、親が千里浜まで送っていく生徒も半数いる。
集合が完了した7時45分から千里浜レストハウス前で第21回3S歩行の開会式が始まる。
1004名が集合。
体力を考え、10キロコースを選んだ生徒は学校に集合し、マイクロバスで内灘高校へ
運んでもらう。また、怪我などで長距離を歩けない生徒は、補助員として学校で先生方の
手伝いを行うことになっている。
開会式の様子は携帯電話を使って学校の職員室で聞いていたが、これから暑くなりそうな
気配があり、学校で心配をしながら開会式の様子を聞いていた。
今年は質実剛健の桜らしく、剣道部から太鼓を借り、太鼓の音で歩行を始めた。
校長が出発の音頭を取った。3回鳴らし、連打のあと2回打ち鳴らし、その音を
合図に7時42分に1004名が一斉にスタート。
青が3年、赤が2年、緑が1年
生徒には事前にバーコードを渡し、途中高松サービスエリア、白尾、内灘高校、大浦小学校の
関門でバーコードをコンピュータが読み込み、誰が何時に通ったかをチェック。
(もし、一人でも関門を通過していなければ大変なことになります。)
このためにずいぶんと前から総務課が中心になり、ミスの無いようチェックを重ねてきた。
保護者の方にも交通安全のため、たくさん街角に立っていただいた。
娘の時には私も大浦小学校付近に2時間立ち、交通指導をさせていただいたが、
今回の敵は車だけではなく、暑さであった。
歩き慣れない、スポーツをあまりしない文化部の生徒達には辛かったようである。
しかしながら、運動部の子達にはまったく関係がないようで、一番の生徒は2時に学校に戻ってきたが、
驚いたことに、遅刻坂を一番を目指し、最後は駆け足で10人ぐらいが全力疾走でゴールを駆け抜けた。
関門ごとに時間を決め、ある時間にならないと出発をさせないようにして、生徒達のオーバーワークを
防いでる。もし関門がなければ3時間で到着する生徒もいるかも知れない。
以前は無理をして脱水症状をおこし、病院に担がれた生徒もいるようである。
それで関門ごとの出発時間を決め、無理のない歩行にしたようだ。
一番の生徒は6時間30分程で帰校。7時間の間に100人近くが帰ってきたが、
一番最後の生徒が桜に着いたのは6時15分だった。約10時間30分かかったことになる。
最後は3年の男子4名であったが、これは前を歩く女子を抜くことなく、その女子達が最後に
ならないよう、脱落すること無いよう女子達を励まし、自分たちの3年間の締めくくり
と思ってゆっくり歩いたようだ。
到着した生徒達にめった汁の配給があったが、その準備も朝11時から始まっている。
交通指導の人たちはそれぞれが2時間ほど、街角に立って安全に生徒達が
歩行を終らすことが出来るよう、協力をしてくれた。
本当に感謝です。

夕日の沈む中、生徒が次々と帰ってきた。平然と帰ってくる生徒もあれば、
涙を浮かべ、泣きながら帰ってくる生徒もいる。
その生徒達をホーム担任や他の職員、先にゴールした生徒達が拍手で向かえる。
本当にすばらしい光景だった。
閉会式はPTA会長の挨拶、そして校長のたたく太鼓で会を終了。
始めて経験した3S歩行だったが、生徒の涙に感動し、この行事は続けるべきだと
強く感じた1日であった。