水無月

 

水無月 涙 乾くまで

濡れた草むら歩いて濡れた

水無月 涙 乾くまで

濡れた橋から見下ろす水面

 

あの子の家は遠いかな

煙突の煙が

雨雲になって

あの子をまた隠した

 

水無月 明日晴れてたら

歩く草むら紫陽花の香

水無月 涙 乾いたら

花びらちぎって浮かべる水面

 

あの子の街へ届くかな

煙突の煙が

雨雲になって

あの子はまた見えない

水無月 恋模様

 

(一番の詩=荒川ニコ 二番の詩=千田タクシ)