2001年5月7日 61号

修行シリーズ第1弾   私のスペイン語

Y●●●  

さだきちクラスの皆さんこんにちは。毎回さだきちを楽しく読ませてもらっている読者として,お礼がてら初めて投稿します。

私は体育館と図書館を主に仕事場に持つことから「二つの顔を持つ男」とか「異空間館長」などと一部のファンから呼ばれていることをまず,アピールしておきます。私とさだきちとは去年一年間,一緒な学年で仕事をしていましたが,はっきり言っていまだもって難解な人物ですので,皆さんは日刊さだきちを通して徐々に理解してあげて下さい。

さて前置きはそのぐらいにして,突然ですが私にとって旅=修行です。毎回何かのテーマをもってどこかの国に出かけていって,そこで遭遇する出来事や難問に自分なりにどううまく対処できるかを試すことが,何にもまして楽しいのです。今回はビートルズの「ゲットバック」という曲に出てくる。アメリカ合衆国アリゾナ州ツーソンを起点に修行した時のことをお話ししましょう。

ツーソンのイメージは西部劇の舞台,大きな柱サボテン,プロ野球のキャンプ地,メキシコの近く等があります。しかし圧倒的にマニアに人気があるのは天体観測です。つまり☆ですね。というわけでアリゾナ州立大学のプラネタリュウムを見学したり,澄んだ夜空の青い☆を長時間露出でカメラに軌跡を納めたりして☆を堪能しました。しかし☆を見ている分には何の修行にもならないので,いきなりですが,国境を越えてメキシコに行きました。メキシコは修行するにはもってこいの場所です。まず第一に言葉がスペイン語です。セニョール(男性に対する呼び方),セニョーラ(女性に対する呼び方),セニョリータ(娘さんに対する呼び方)とアディオス(さようなら)の4つしかない私のボキャブラリーを駆使して,修行を積むのですからかなりの体を張った会話能力が必要です。

 特に修行で一番自分を磨けるのは買い物です。こんな具合です。店にはいるとまず「ハイ,セニョール」と言って店員に挨拶し「品物を」指さす。次に「セニョール」といって手にとってそれを眺める。そして店員の目を見る。店員が○○ペソと値段を言うと。「オーノー,セニョール」と驚いた顔をする。そこで店員は○○ペソと値引きしてくる。今度は「ウウー,セニョール」と言ってさらに値引きをさせる。これを何回か繰り返し,途中「オーマイセニョール」とか「ワォー,セニョール」等を入れる。でも時々飽きたら「バザールでござーる」とか「チョット待って下さい」「ハラキリ」などの日本語を教えてしまうことも忘れない。かれこれ20〜30分ねばって,最終プライスをこちらから言い,店員がしかめっ面をして首を横に振るのを確認して「アディオス」と言って店を出る。そうすると必ず店から追いかけるように出てきて向こうから「セニョール!」と呼ぶ。これで商談成立である。と同時に修行レッスン1が終了となるのである。


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