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学校長 Y先生
それでは,ここで,これから,少し変わった発想の転換をしてみたいと思います。 皆さんはアマゾン川にいるピラニアのことをご存じだと思います。ピラニアは凶暴で大型の牛や馬などの動物をも襲うことがあると聞いています。そのピラニアも今では観賞用に飼われています。熱帯魚ファンは大勢いて,デパートや熱帯魚売り場は熱心に見入っている姿を見ることができます。いろいろな熱帯魚が空輸により輸入されているそうですが,空輸の途中にかなりの数が死んでしまうそうです。そこである輸入業者が,空輸する熱帯魚の水槽の中に,試みに一匹のピラニアを入れてみたそうです。 その結果,数匹かの熱帯魚はピラニアに食べられてしまうそうですが,ピラニアを入れない時より死んでしまう熱帯魚の数はかなり少なくなるそうです。食べられてしまうと大変なので一生懸命逃げ回るので,普段なら途中で死んでしまうものでも,緊張の連続のあまり死んでしまうヒマもないんでしょう。 実は人生においてもピラニアがいるはずです。いろいろな危険が我々を狙っています。それも一匹や二匹のピラニアどころではありません。そのことに皆さんが気づいているかどうかが問題なのだと思います。いつ事故に遭うかもしれません。いつ病気にかかるかもしれません。いつ悪の手が伸びてくるかもしれません。危険はゴロゴロしているといってもよいでしょう。しかし,このようなことを何時も心配していては何もできません。心配するのではなく,その時になすべきことに真剣に取り組むことによって心配を乗り越えることができるのです。 「家を出掛けるとき」交通事故の多いこのごろです。事故に遭わぬよう緊張して出掛ける習慣をつけたいものです。 「勉強に取り掛かるとき」・「目標に向かってチャレンジするとき」ピラニアを前にした時の気分になってみてはどうでしょうか。
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