みちくさ   新沢としひこ


まわりばかりを気にしていると 自分のことが見えなくなるよ

他人の服はきれいに見える 自信をもっているように見える

あせらない あせらない 君の歩く道は石ころだけらけですてきじゃないか

あせらない あせらない 水たまりに写った空があんなにきれいじゃないか

自分ひとりで生きられるほど 力もないし勇気もないし

人に合わせて生きていくほど すなおじゃないし器用じゃないし

あせらない あせらない 君の歩く道が人にはみちくさに見えたとしても

あせらない あせらない 風にゆれる花が君の来るのを待ってたんだよ