3.会議必勝法
らプレも随分お休みしてしまった。
今日から春講だというのに新稿(笑)
日本人は会議が大好き。
結果より過程を重んじる傾向はやはり宗教観のちがいからだろうか?
唯一絶対神のいる国ではまさに「神の御心のままに」
「Let It Be」すべては神が導く結果なのだから結果がすべて。
しかしながら日本は多神教の国。
神様同士のけんかやいさかいはしょっちゅう。
ギリシア神話も真っ青のやりとりがあるため、
人間もその状況に応じて右往左往させられる。
絶対的な正がないから結果がすべてではない。
そんな国民性のためか,我々は時折会議の目的を忘れる。
会議の目的ってなんだろう?
言うまでもなくそれは議題,議案に対してどう処理するかを決定することである。
だとするならば,重要なのはその実行であって、そのためにどうすべきかは
一刻も早く決まったほうがよい。
ところがである。我々の会議では早く決定することは否である。
これも日本人の特徴だが、物事の価値を時間の枠で計りたがる。
だから安易に決定したことは「議論が足りない」などと言う言葉で嫌われてしまい、
じっくりとコトコト煮込んだ事案は「熟慮の結果」であって素晴らしいのだ。
ならば、これを逆手に取ればあらゆる会議で勝利することができる。
つまり自分の意見は絶対にはじめには言わないことである。
なぜならそれがどんなに優れた意見であっても、
短時間での会議の終了はよくないことなのだから必ず長期戦になる、
となればあとから出てくる意見の方が有利なのは自明。
先手必勝などと言う言葉は会議には存在しない。
不幸にも初期の段階で発言を求められ、その折に貴方が意見をもっていたとしても,
ここはお茶を濁すのが賢明だ。重要なのは発言の内容ではない、
それが会議の時間軸のいつになされたかということである。
(言うまでもなくあとからなされた発言は貴い)
しかも誰でもそうだが、会議が長引けば長引くほど疲れる、飽きる。
早く帰って一杯やりたい。お姉ちゃんと一緒にヨタ話をしたい。
他の連中の頭がそうなるまで貴方はじっと沈黙を続けることだ。
みんな口がまわらなくなったな、頭の回転が鈍ってるな、救い主を求めてるな
と思ったら、貴方の出番である。
新興宗教の洗脳時のように疲れきった頭に,貴方のさわやかな弁舌は
すみきった高原にこだまする小鳥のさえずりのように聞こえることだろう。
いや もはや彼らには発言の内容などどうでもいいことなのだ。
ここで新たな意見が出てそこに決定すればそれでいい。
充分な時間をかけた今 必要なのは終わらせるきっかけであって、内容ではない。
いかがであろう?
会議必勝法。これを身につければもはやあなたは無敵である。
さらに応用編に進みたい方は私とじっくり話し合おう(笑)