26.ときのながれ

ここのところ完全に朝型の生活となっている。
なんせ昼間はずっと外回り。
授業終了後の22時になど訪問させてくれる場所はなし。

配送の手続きやようやく重い腰をあげて営業を開始してくれることになった版元とのやりとり さらには著書のご購入やプレミアムのお申し込みなどへの対応で 文章を打つのにトンとご無沙汰していた。

このあたりで書き始めないと指が動かなくなる。
オレの場合 意識して指が動いているときはまずダメ。

評判のよいものや後々まで引用されるようなものを打ったときというのは
たいてい勝手に指が動いているときである。

さて

考えてみたらオレの著書
本人は落ち込んでいるのだが はたからみればまあまあのものだろう。
なんせ書店に並んでないのに初版完売のメドが立ったのだから。

もっともオレの悩みもそこにある。
本である以上 オレのことを知らない人に買ってもらわねば本物とはいえないだろうと。

店頭に並んでいるのを手に取ってレジまで運んでもらうのを見届けないとと。

そのためには店頭に並べてもらわねばならない。

そこで私は地元中心に本屋さんめぐりをしたのだが。

それでいろいろなことに気がついた。

まず本屋さんというのは大変な商売である。
薄利多売の代表といってもいいだろう。

返品は3ヶ月以内だそうな。
となると本屋さんにとってイチバン困るのが万引き。
あれをやられると買い取らねばならなくなる。

本屋さんでの万引きは絶対にやってはならない。
(どこでもやってはいかんのだが)

次 薄利多売である以上 多売せねばならないわけだが。
昔ながらの商店街の本屋さんではそれができない。
スペースも限られている。
駐車場もない。
したがって郊外の大型チェーン店にどんどんやられているのも納得が行く。

思えば80年代後半
それまで駅から何分というのがお店の立地の成功条件だったのががらりと変わった。

ロードサイドビジネスの登場である。

かつて町田の久美堂が道路沿いにできたとき
車で本を買いに行くやつなんているのか といわれたものだが
いまや地方はもちろん首都圏においても(完璧な都心は別にして)完璧にロードサイドの書店が主流になった。

それ以降パチンコ屋が駅から歩いて何分から郊外の道路沿いに移転。
さらに洋服屋がつづく。
そして家電販売他の店も次々に。

商店街冬の時代かくなるかな。

時代というのは恐ろしい。

人々の生活スタイルに鈍感であるとあっという間に取り残されてしまう。

今の世の中 何が大変かといえば
変化が激しすぎてヒット商品を開発しても元をとるだけ流行が続いてくれないということだろう。

プリクラは一斉を風靡したがいまやさびれた観光地のみやげもの売り場の横にひっそりとたたずんでいる。
そりゃそうだ 携帯で写せてシール加工など簡単に自分でできるのだから。

428 0833 はどこへいった?
女子高生必須アイテム ポケベルは?
超優良企業だったテレメッセージは?

カップ麺は年間600銘柄が新製品として店頭に並ぶという。
銘柄だぞ。

BSがはじまってWOWOWが放送を開始。
♪月々たった ハイレグ(はいれる)のCFはなんだったんだ。
あっという間に後発のCSに顧客を奪われる。
そのCSにしても当初はスカイ パーフェク ディレクTV(シュワちゃん)だったのがスカパーの合併でディレクはあっという間にシェアを奪われ。
さらにBSデジタル 地上波デジタル。

そのくせして車は未だに内燃機関使って爆発起こして進んでるし。
ごみ処理や再生についてはこれといった打開策もなく。
何より人類は60年代!に月を歩いていらい他の天体に足跡すら残せないでいる。

このいびつな発展と進歩の流れ どうにかならんもんかいな。