ある日のこと、わしの行きつけのプラモ屋からのメールが届きました。
内容は
「五月二日の夜からナイトゲームをやります!」
とのこと
このチャンスを逃せば向こう二ヶ月ほどゲームができないわしは
早速、この話に飛びついたわけです。
そしてゲーム当日
夜八時に近所のコンビニでプラモ屋の兄ちゃんと待ち合わせをして
夜戦のフィールドとなる公園へと向かったのでした。

フィールドについてのわしの感想は
暗っ! ってことでした。
ゲームに参加している人の顔も見えない状況
「索敵できないじゃん・・・」
とか考えながら準備を始めます。

準備の段階でBB弾を入れるボトルのキャップを失くしたり
手袋を落としたりしましたが、なんとか準備終了
フラッグの位置を確認して早速ゲームスタートです。

ちなみにフィールドはこんな感じ(作成時間3分)
nightmap.JPG

道に沿って描いてるマッチ棒みたいなのは街灯です。

最初のゲームは下のほうのフラッグを守る側でした。
自分はディフェンスは苦手なので左手の林を大きく迂回して敵のフラッグを目指す
つもりでした。
ピー−−!!
開始の笛と共に一気に林の奥へ向かって一気にダッシュをかけます。
勢い余ってだいぶ敵のフラッグ近くまで寄ったところで、大きめの木の陰に
隠れて敵を索敵してみます。
が、敵が見えない。
夜だから当たり前なのですが、それにしても見えなさすぎ
林の奥に行ってしまったので街灯も当てに出来ません
こうなったら音に頼るしかありません。
五感を研ぎ澄まし、敵の気配を感じるのだ!!

パチッ・・・・・パチッ・・・・パチッ・・・

なんか、パチパチ音がするぞ。でも人の足音じゃないっぽい・・・
ここでふと思い出したのが、前にサバゲで会った小学生の女の子の言葉
「ナイトゲームって幽霊とかでるんですよね♪」

・・・・・
うっひゃ〜!恐ぇ〜(泣
多少ビビリながら索敵を続けていると
ガサガサッ カサッ
音が聞こえる。こんどは人の足音っぽいぞ
目では確認できなかったので、その方向に向けてフルオートで発射
ガガガガガ!!
ガサガサッ!
敵が逃げる音がして、敵からの反撃が来ました
ガガガガガッ!!
こっちも木に隠れて敵の攻撃から身を守ります
やっとサバゲらしくなってきたなぁ!とか思っていたら
ガがガガ!!
ガガガガ!!!
ガガガガガ!!!
わしの近くにいたと思われるほかの二人の敵がわし目掛けて撃ってきました。
これで1対3(泣
さすがに三人は相手に出来ん!
と判断したわしは自分のフラッグの方へ一時撤退することにしました。

敵味方の判別がつきにくいサバイバルゲームでは判別のため
各自、腕に腕章を巻いて色でチームを区別します。
あいつは赤だから味方。あっちのは黄色だから敵。みたいに
ところが、ナイトゲームでは腕章なんて見えるはずもありません
よって自分のフラッグに向かってつっこんでくるやつは全て敵と判断するわけです。
このときのわしは見事に自分の陣地のフラッグに向かって逃げていたわけで

ガガガガガッ!!!
味方に撃たれました(泣
ナイトゲームはじめての一戦、これにて終了
なんか「敵前逃亡する奴は我が軍の兵士では無い!よって全て撃ち殺す!!」
とかいう映画のセリフを思い出しました。

次のゲーム
こんどは上の方のフラッグが自分のチームのフラッグです。
街灯がある道沿いには敵味方が激しく撃ちあう激戦区となります。
そんな撃ち合いには参加したくないチキンなわしはまたもや林の闇へと姿を隠すのでした。

ゲーム開始から数分後、遠くの方で撃ち合う音が聞こえるなか
わしは目の前に確実にいる敵と無音の戦いをやっていました。
先に音を立てたほうが敵に居場所を知られ、撃ち殺されるというわけです。
このときばかりは敵の位置を知らせてくれる枯葉の絨毯を恨めしく思いました。
しかし、それは敵にとっても同じこと
ひたすら敵が音を立てるのを待ちます。
忍耐が無い方には死が待っているというわけです。
しばらくにらみ合いをつづけていると、ふっと向こうの街灯が消えました。
このフィールドは町が管理している公園なので深夜になると街灯が消えるようになっています。
突然街灯が消えたことに驚いたのか、敵は少し顔をあげました。
遠くにあるラブホテルのネオンのわずかな光に浮かび上がったその影をわしは見落としませんでした
ダダダダダッ!!
「ヒットォっ!!」
見事撃破です。
これに浮かれることなく冷静にわしは回りの音を探り、敵がいないことを確認するとさらに
フラッグに近づくためじりじりと歩き始めました。

フラッグまであと60mぐらいの地点に近づいたころ、そろそろフラッグを守るディフェンスが
恐くなるころです。
いつもならば目と耳で敵の様子を探るのですが、今日は夜。いつもの手は使えません
ここでわしがとった手段は匍匐。
サバイバルゲームでは匍匐全身は当たり前、というイメージがありますがとっさに素早く動けないのと
瞬時に銃を構えられないので昼間はあまり使いません。
しかし、自分の居場所が探られにくい夜ならば敵に自分の位置を探られること無く移動できます。

という、理由でわしは匍匐を始めました。
がっさ、がっさ、がっさ、
たまに地面に伏せて回りの音を聞きます。
これが異常につかれる。匍匐はけっこう体力を使います。
ふぅふぅ
呼吸も荒くなります
しばらく進んだところで大変なことに気付きました
フラッグがどこかわかんない だいたいここら辺だろうと思ってたところにフラッグがなかったからです。
実際はわしから見えない位置に立てかけてあっただけなのですが、
夜なのでそんなことにはまったく気が付きませんでした
フラッグがわからないけど戻るのは恐いのでそれでも進みました。
ハァ、ハァ、ハァ
敵に怯えながらじりじりと進んでいると、向こうから話し声が聞こえてきました。
煙草に火をつけるためのライターの火も見えます
あれ?フラッグ通り越したかな?と思い始めたころに
「ピピー−−−!!!終了〜!!!」
と声しました。
立ち上がって振り向いてみると自分の後方30mくらいのとこにフラッグが
Σ( ̄□ ̄; なんか、無駄に疲れました。

結局、この日のヒットはこのときの一人だけ
この後も複数の敵に囲まれたり匍匐中になめくじつかんだりしただけで
特になにもありませんでした。

今日の教訓
ナイトゲームは面白いが敵が見えない!
強力なライトを持ってくること!!

まぁ、ライト持ってても自分の位置がバレることにビビって使えないんだろうけど(笑