レールの果て




未来というものは、知ることが出来ない。

それは皆が知っていることだ。

幸福な未来が来るのか、不幸な未来が来るのか。

それは自分自身の生き方に左右される。

常に未来のレールの方向は変わっているのだ。

しかし

決まった未来というものは存在する。

それは“死”だ。

“死”というものはどう足掻いても避けて通ることの出来ない未来だ。

決められたレールの果てにある。

ただそのレールが短いか長いかの違いだ。

寿命という“死”、不意に襲ってくる“死”

変えられることは出来ない。

山下和也は、そのレールが短かったようだ。



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