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ゴジラvsフリーズガン〜銀世界の悪魔〜 
作:香月

第1章 怪獣復活?

西暦2010年 6月8日
防衛庁の保有する人工衛星のレーダーが地球に接近する高速物体を発見、
迎撃しようとしたが物体は速度を増して大気圏に突入、南極に墜落した。
翌日防衛庁の特殊部隊が調査に来たがクレーターを発見したが、
彼らの関心はその付近にある何かを引きずったような後とえぐり取られたような跡にあった。
隊員1「怪獣・・・?」
隊長「馬鹿なことを言うな! 怪獣はこの20年一度も現れてないんだぞ!」
隊員2「しかし・・それ以外考えられません・・・。」
特殊部隊はこれと言った収穫も無しに日本に戻った。

2日後
東北地方の村や町で猟奇殺人事件が続発、
警察と自衛隊が調査したがまったくの原因不明。
ただ被害者の傷が刃物や銃といったものではなく
肉食獣に食いちぎられたようなものであることから人間の起こしたものではないことは判明した。
しかし調査は打ち切られ、迷宮入りとなった

1週間後
訓練を終えた護衛艦が一隻、三日月が光る夜の海を走っていた。
副長「艦長、後は我々に任せて休んではどうですか?」
艦長「そうもいかんだろう、最近怪獣の仕業と思われる、
事件や事故が続出しているからな。」
航海長「しかし、硫黄島を出てから一睡もしていません、
そろそろ休んでは?」
航海長が言い終わると艦橋の自衛官全員が頷いた。
「そうか、では休ませてもらうよ。」
艦長が個室に行こうとしたとき、ソナー員が大声を上げた。
ソナー員「怪獣発見! 8時方向、本艦に接近中、速度20・・・いや30ノット!」
艦長「総員戦闘配備につけ、第1級戦闘準備!」
アスロック魚雷とロケットランチャーが撃ち込まれたがすべてはずれた。
ソナー員「目標未だ健在、9時方向、浮上します。」
レーダー員「レーダーで確認、主砲の射程内です。」
艦長「主砲、メーサー砲発射、着弾を確認次第、ハープーンの安全圏まで離脱。」
艦長はモニターに映った怪獣の姿を見た、
太古の海に生息していた海棲爬虫類によく似ている、
さらにその怪獣の背中にはゴジラのような背びれが生えていたのだった。
艦長(まさか・・・・・・) 突如怪獣の背びれが紫色に輝いた。
艦長「熱線が来るぞ! 機関全速!!」
怪獣はいったん身をそらした後、急速で身を戻して紫色の熱線を護衛艦に放った。
艦長「回避・・・」
艦長の言葉が言い終わる前に爆発音と震動が艦全体に響いた。
艦長「被害は・・・?」
副長「ヘリポートに被弾、対潜ヘリコプターの一機が大破、ヘリポートに火災発生。」
艦長「なんとかこの海域から離れろ。」
しかし何故か怪獣は追撃してこなかった。
普通なら撃沈するまで追ってくるはずである、全員は首をかしげた。
これらの事件から最低でも3種類の怪獣の存在が確認され自衛隊は臨戦態勢に入った。

第2章 ゴジラ蘇生作戦

防衛庁はこれら3体の怪獣の特徴などを元に今までに出現した怪獣のデータと照らし合わせてみたが
全てが新種であることが判明、
しかも内1体は全く不明であり、何処に上陸するのかを特定するのも不可能だった。
陸自と海自は各2体の怪獣を虱潰しらみつぶしに探し回ったが
足跡も航跡も発見できず一度反応した放射能探知機も点で役に立たなかった。

自衛隊会議室
弥生浩平二佐「現在、各超兵器はほとんどが使用不能のため仮に戦ったとしても勝算は0です。」
幕僚1「だからどうするというのだね、それを考えるのが諸君ら特殊戦略作戦室だろう?」
喬木亮治二佐「様々な条件下の元最新鋭コンピューター『カイロン1』の立てた作戦がこれです。」
幕僚達にやや薄めの資料が配られる、内一人がそれを読み上げた。
幕僚2「日本海に眠るゴジラに核爆弾をぶつけ蘇生させた後、3体の怪獣と戦わせ共倒れを狙う・・・か。」
幕僚3「G蘇生作戦・・・とでも言うべきか・・・。」
会議は終了しG蘇生作戦は実行に移された。
まずゴジラ周辺の海域を六角形状に特殊防護壁で包み時限装置付きの核爆弾を投下、防護壁にふたをした後、部隊を退避させて核爆弾爆発まで待機、
爆破後防護壁を撤去し周辺海域に浄化剤を投与する、簡単に言えばこんなものだ。
現在アメリカから超小型核爆弾が運ばれており、二週間に及ぶ昼夜突貫作業で防護壁も完成していた
第六護衛隊旗艦『ひりゅう』
副長「全艦隊、準備完了しました。」
艦長「ようし・・・核爆弾、投下!」


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