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| ゴジラvsフリーズガン〜銀世界の悪魔〜 |
| 作:香月 |
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第3章 零下140度の対決 核爆弾の爆発は防護壁によって遮られ辺りに伝わることもなく浄化剤によって放射能も完全に除去された。 しかし護衛艦隊の旗艦『ひりゅう』艦長以下大勢の隊員は待機させていたロボットカメラから送られた映像を見て真っ青になった。 さきほどまで身動き1つしない眠っているようだったゴジラは直立不動の姿勢でいたからだ。 いくらゴジラでも大量の放射能を一度に吸収したら体内の循環器が故障ししばらくは行動しないはずだととの予測は完全に打ち砕かれたのである。 ゴジラは腕を回したり二、三度体を揺らした後艦隊の隙間を通って彼らの目の前から消えていった。 その後自衛隊は怪獣が出現する確率の高い主要都市の防備のため、 地方から各師団、旅団をそれぞれ、札幌、仙台、東京、名古屋、大阪に集結させていた。 だが敵は彼らの期待を裏切り、高知に出現した。 怪獣は南極に出現した冷凍怪獣フリーズガンであった。 フリーズガンの周囲の温度はたちまち零度を下回り、人も車も凍り付いていった。 自衛隊の駐屯部隊も武器が使用できず応戦不能、民間人の避難誘導に手一杯であった。 そして幸か不幸かゴジラが出現したのだった。 危機管理情報局のモニターに二大怪獣が大きく映る。 二体はしばらくにらみ合った後、戦いを開始した。 フリ−ズガンの両腕の剣がゴジラに迫る ゴジラは紙一重でかわすと鋭い爪で反撃するが受け止められてしまう だが一瞬の隙をついてゴジラのキックがフリーズガンの腹に炸裂した。 さらにゴジラは両腕の爪でフリーズガンの顔を引っ掻いて、あまりの激痛でフリーズガンの動きが止まった。 ゴジラはいったん距離を取るとフリーズガンに向かって大きく口を開いた。 背びれの発光と同時に青い熱線がフリーズガンに直進する。 だがそれはフリーズガンの左腕の一振りによっていとも簡単に払われた フリーズガンは恐ろしいほどの速度でゴジラに向かうと右腕の刃でゴジラの左腕を切断した。 さらにそれが地面に落ちる前にフリーズガンの刃はゴジラの胸に突き刺さった。 ゴジラは口から緑色の血を吐いた、胸と左腕からもどくどくと血が流れているゴジラは前のめりに倒れた。 フリーズガンはゴジラの体を蹴って動かないのを確かめると怪獣語でゴジラにこう言い放つと去っていった。 「これが地球最強の怪獣の力だと、期待はずれだったな井戸の中のカエルが!」 |
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