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ゴジラvsメガファントム〜そらから来た少女〜
作:香月

第2話 接触

ソルジャーレギオンとの戦いの後、八神は幾度と無く視線を感じていた、だが背後にも上空にも電柱の影にも人影は確認できなかった。

とある日。
八神は廃棄された地下街の中ではかなり原型をとどめている店の扉を荒々しく開けた。
店の中は剣やら銃器やら物騒な代物が数多く並んでいた。
「アンギ・・・いや岩沢はいるか〜?」
親しい友の名を呼ぶような声で訪ねると店の奥から体育系の肉体を持つ男がゆっくりとした歩みで八神の近くまでやってきた。
「おおゴジラか、いつも通りの早さだな。」
「おい今はゴジラじゃない八神旭だ、いい加減覚えろよ、人間の格好してるときは人間の時の名前で呼び合うってこの前決めただろうが!」
八神はそう言いながらも別に悪くないような表情で岩沢に微笑んだ。
「まっそれはおいといて、完成したぞお前さんの武器。」
岩沢は日本刀の様なものを八神に差し出した。
受け取った八神はすぐに鞘から出すと刃を眺めながら真剣な顔で訪ねた。
「材質は?」
「スペースチタニウムと超耐熱合金NT−1、人工ダイヤモンドコーティングもしておいた、これなら小惑星でも真っ二つだぜ。」
「悪くないな、俺の細胞は何処に使ってる?」
「全体だ、お前の腕にくっつけることも出来るぞ、例え折れてもすぐ再生するしな。」
八神は満足そうな笑みを浮かべると刀を鞘に収めた。
「値段は?」
「ツケといてやるよ!」
「Thankyou。」
店から出ると八神は岩沢の店の向かいの店に入った。
「婆羅陀巍(ばらだぎ)〜、薬入荷したか?」
扉を開けると同時に八神は叫んだ、と同時に黒い錠剤が入った薬瓶が店の奥から3つ投げられた。
「金ここに置いておくから〜。」
八神はあわただしく薬を鞄に詰め込むと地下街から出て行った。

地下街から出てしばらく郊外を歩いていると、八神は急に立ち止まった。
「いい加減に姿見せろよ、ずっと着いてきてるんだろ、腹空いてないか、奢ってやってもいいんだぜっ!」
八神は後ろを振り向くと同時に右手から電気の固まりを投げつけた。
爆発と土煙がおさまった後、爆発でえぐられた地面の中心には白い服を着た青年が立っていた。
「なんだ女の子じゃないのか、お前の目的とIDは?」
「・・・・・・・・目的は調査・・・・・名はメタモス・・・・・。」
メタモスと名のった青年の両腕が裂けて機関銃とレーザーガンらしき物が出てきた。
「お前も俺を狙ってきた連中の同類か、残すと面倒だからここで消えて貰うぞ!」
八神も岩沢から受け取った剣を構えると勢いよくメタモスに突進した。


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