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ゴジラ×ラドン・アンギラス〜破壊神対守護神最終決戦〜
作:ファズ
第八章 ゴジラ×アンギラス

天に向かって咆哮するゴジラ。そして、ゆっくりと歩き出す。
目標は・・・『あいづ』。
口を開き、背鰭を発光させる。
「もう・・・、これまでか・・・。」
『あいづ』の艦内の誰もが死を覚悟したその時、地面が激しく揺れた。
熱線を吐くのを止め、振り向くゴジラ。
地割れと共に体長六十五メートル程の怪獣が姿を現した。
「アンギラス・・・!」
絶句する立花。
ゴジラを目にしたアンギラスは、透かさず体当たりを仕掛けた。
体当たりを受け止め、アンギラスの首筋に噛み付くゴジラ。
負けじとアンギラスもゴジラの首筋を噛む。
両者の首筋から血が流れる。
ゴジラが首筋に噛み付いたままアンギラスを持ち上げ、建物に叩き付けた。
その勢いで口を離すアンギラス。
丁度その時、由里と武田が伊豆半島に到着した。
カメラを回す由里。
ゴジラが刺の無い腹を踏み付ける。その一回毎に鈍い音を立て背中の刺が折れる。
悲鳴をあげ、動かなくなるアンギラス。
「あっ・・・。」
誰もが絶句した。
動かなくなったアンギラスを睨み付けるゴジラ。
その瞬間、顔を上げ、光線を吐くアンギラス。
その凄まじい威力に吹き飛ぶゴジラ。
「何あの光線!?」
驚く由里。
「多分、『冷凍光線』だ。」
「冷凍光線?」
「あぁ、本によると、アンギラスは氷山から生まれた氷結怪獣。
背中の氷柱状の刺は、伸縮自在で、折れても再生可能。」
武田の言う通りだった。アンギラスが起き上がると、折れた刺が再生し始めた。
起き上がったゴジラは、アンギラス目掛けて突っ込んで来た。
アンギラスは後ろを向くと、棍棒のような尾でゴジラの横腹を殴り付けた。
後退するゴジラ。
その時、体制を立て直した『あいづ』から、最後のD−03が発射された。

第九章 ゴジラ×ラドン・アンギラス

最後のD−03がゴジラの肩を直撃。ドリルが皮膚を削り、爆発した。
肩を押さえるゴジラ。それを見たアンギラスがゴジラ目掛けて突進。
後退し、横転するゴジラ。そのまま動かなくなった。
ゆっくりとゴジラに近付くアンギラス・・・。
『あいづ』の中から立花達が見守る。
だがその時、ゴジラがアンギラスに熱線を吐いた。吹き飛ぶアンギラス。
起き上がったゴジラは、止めを刺そうと口を大きく開いた。・・・その時だ。
何処からか飛んで来たミサイルがゴジラの傷口を直撃。驚く立花達。
防衛空軍だ。ゴジラの上空を旋回し、再度ミサイルを発射する。
しかし、ゴジラの熱線で全滅させられてしまう。
ゴジラは、ラドンやアンギラス、そして人間達の執拗な攻撃で怒り狂っていた。
再びアンギラスを睨むゴジラ。アンギラスは、まだ気絶している。
不意にゴジラの後ろで海面が発光した。振り向くゴジラ。
水飛沫と共に、再びラドンが出現。すかさず熱線を吐くゴジラ。
しかしラドンはそれを避け、ゴジラに体当たり。横転するゴジラ。
それと同時にアンギラスが目を覚ました。
アンギラスは地中に潜り、ラドンは上空へ姿を隠す。
起き上がり、ニ体を探すゴジラ。一歩ずつ前進する。・・・その時だ。
ゴジラの足元から刺が突き出し、ゴジラの足を突き刺した。
悲鳴をあげるゴジラ。足を固定されている為、動く事が出来ない。
更に、上空からラドンが熱線を吐く。
ゴジラは自分の足元に熱線を放出。地中に居たアンギラスを直撃。
悲鳴をあげ、刺を縮めて逃げるアンギラス。
更にゴジラは、体当たりを仕掛けたラドンにも熱線を浴びせる。
至近距離で熱線を受けたラドンは、吹き飛び、そのまま動かなくなった。

第十章 ゴジラの反撃

ゴジラは動かないラドンに向かって再度熱線を放出。
ズドーン!!
地鳴りと共に爆発、炎上するラドン。
ゴジラの熱線で破壊された建物の破片が由里と武田を襲う。
ビルの中に逃れる二人。なおも撮影を続ける由里。
咆哮するゴジラ。
その時、ゴジラの足元からアンギラスが飛び出し、ゴジラの腕に噛み付いた。
するとゴジラは、アンギラスの首筋目掛けて拳を振り下ろし、腹に膝蹴りを入れる。
必死に噛み付くアンギラス。
ゴジラはアンギラスを持ち上げ、地面に叩き付けた。
更に、腹を何度も踏み付ける。
悲鳴をあげ、口から血を吹き出し、動かなくなるアンギラス。
それを確認したゴジラは、振り向き、歩き出した。
「東京へ向かってる。」
それを見た由里は、そう呟くと、車に乗ろうとした。
「おい、あれ・・・!」
武田が由里を呼び止める。
なんと、ゴジラの背後でゆっくりとアンギラスが立ち上がったのだ・・・。


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