数学U「微分法」に関する質問と回答

 

接線の公式
タカユキさん    [Profile 近畿地方に住む20代の男性の方] 投稿日2002/6/25(火)23:08

こんばんは。。
かなり、基本的な質問で恐縮なのですが、
私は、今、基本情報処理の勉強をしておりまして、
その試験には、微分を使った問題が出題されるのですが、
よろしければ、ピンポイントで、ご教授お願いします。。

質問のほうですが、
曲線 y=f(x) の点(X1,f(X1))における接線の傾きは、
f(X1)を微分した f'(X1)です。したがって、接線の方程式は

y-f(X1)=f'(X1)(x-X1)

で表せることが出来ます。とあります。。
上の式なのですが、これって公式なのですか・・?

y座標の差 = (傾き) * (x座標の差)
なのですか・・・???
今、微分の勉強を一からしているのですが、謎です。。
どうかよろしくお願いします。。



新矢さん  [Profile 兵庫県に住む秘密の男性の方] 投稿日:2002/6/26(水)00:58

傾き mで、点(p,q)を通る直線の方程式は
y=m(x-p)+q

これは「公式」です。高校数学では数Uの図形と式で学習します。

簡単に証明しておくと、
求める直線を y=mx+n とする。
この直線が(p,q)を通るので、
q=mp+n ∴ n=-mp+q
これを代入して
y=mx-mp+q=m(x-p)+q

qを移項すれば そのテキストに乗っている形 y-q=m(x-p)
になりますが、y=m(x-p)+q の形で使う方がより実践的です。

>y座標の差 = (傾き) * (x座標の差)
なのですか・・・???

傾き=(y座標の増加量)/(x座標の増加量)です。
というかこれが傾きの定義ですね。


 

極大値と極小値の差
りょうさん    [Profile 関東地方に住む高校3年生の方] 投稿日2002/7/24(水)10:00

お久しぶりです。夏の間に復習をと思い問題を解いていたのですが、つまずきました……。

関数 f(x)=2x^{3}-3x^{2}+4ax+b (a、bは定数)について、
(i) f(x)が極値をもつような定数aの値の範囲を求めよ。
(ii) 極大値と極小値の差が27のときaの値を求めよ。
(iii) (ii)のとき、-2≦x≦4の範囲でf(x)の最大値が40のときbの値とf(x)の最小値を求めよ。

という問題なのですが、(i)はなんとか、解けました。
(ii)からも自分なりに調べて、微分して極大、極小を求めてから〜という大体の予想はできるのですが、その極大、極小までにたどり着くことができませんでした。因数分解がうまくてきないのです。それともやり方が違うのでしょうか?
どのように考えていけばいいのか教えてください。よろしくお願いします。


kumaさん  [Profile 近畿地方に住む20代の男性の方] 投稿日:2002/7/24(水)12:39

極大値をとるときのxの値をα、極小値をとるときのxの値をβとします。
ここで三次関数のグラフの形を考えると、α < β となります。

ところで、このα、βは f'(x)=0 の解ですよね。
という事で方程式は 6x^{2} - 6x + 4a = 0 となり、解と係数の関係より、
 α + β = 1
 αβ = frac{2a}{3}
 α - β = -frac{sqrt{9-24a}}{3}
という3つの式が出てきます。
3つ目はあまり一般的ではありませんが、すぐに求まると思います。


ここからが本題ですが、極大値と極小値の差が27になるということから以下のような式が立ちます。
f(α) - f(β) = 27

因数分解がうまくできないと書かれているのでここまでは出来たのでしょうか?
ここからの計算ですが、上記の解と係数の関係がうまく使えるように整理していきます。

左辺 = (2α^{3} - 3α^{2} + 4aα + b) - (2β^{3} - 3β^{2} + 4aβ + b)
= 2(α^{3} - β^{3}) - 3(α^{2} - β^{2}) + 4a(α - β)
= 2(α - β)(α^{2} + αβ + β^{2}) - 3(α + β)(α - β) + 4a(α - β)
= 2(α - β)((α + β)^{2} - αβ) - 3(α + β)(α - β) + 4a(α - β)
= (α - β)(2(α + β)^{2} - 2αβ - 3(α + β) + 4a)

これで α + β、αβ、α - β だけになりました。
という事で始めの方に書いた式を代入します。

= (-frac{sqrt{9-24a}}{3})(2 - frac{4a}{3} - 3 + 4a)
= (-frac{sqrt{9-24a}}{3})(frac{8a}{3} - 1)
= frac{sqrt{9-24a}}{3}(1 - frac{8a}{3})
= frac{sqrt{3(3-8a)^{3}}}{9}

これで左辺が整理出来ました。
後は等式に戻して解くだけです。

frac{sqrt{3(3-8a)^{3}}}{9} = 27
sqrt{3(3-8a)^{3}} = 3^{5}
3(3-8a)^{3} = 3^{10}
(3-8a)^{3} = 3^{9}
3-8a = 3^{3}
a = -3


というのがわたくしの解き方です。
他にも解き方はありますが一番楽なような気がします。

(ii)だけですが、これが分かれば(iii)はできますよね?



ありがとうございました 投稿者:りょうさん  [Profile 関東地方に住む高校3年生の方] 投稿日:2002/7/24(水)15:50

どうもありがとうございます。
解と係数の関係を使えばよかったのですね、気が付きませんでした。
(iii)の方はなんとか頑張ってみます。

新矢  [Profile M78星雲に住む秘密の男性の方] 投稿日:2002/7/25(木)02:51

りょうさん、お久しぶりです。
3次関数 f(x) の問題は、f'(x)=0 が2次方程式になりますので、
判別式や、解と係数の関係、解の配置(2次方程式の2つの解が共に1以上・・等)等の2次方程式の重要問題と融合します。

ご質問の極値の差に関する問題は当HPの重要問題の解説にUPしてありますので、下もご参考下さい。

http://www.jttk.zaq.ne.jp/alp/plusalpha/suu2biseki/sekibun4-1.htm

 

3次方程式の解の個数 ― 文字の分離 ―
MAI×2さん    [Profile 東京都に住む高校2年生の女性の方] 投稿日2002/8/28(水)10:46

方程式 x^3+2x^2-4x+k=0が 異なる3つの実数解α、Β、γをもつものとする。このとき、実数kの取りうる値の範囲を求めよ。また、αΒ=-1であるとき、γ、kの値を求めよ。

x^3+2x^2-4x+k=0
k=-x^3-2x^2+4xとして f(x)=-x^3-2x^2+4x とすると
f'(x)=-3x^2-4x+4
f'(x)=0ならば x=2/3,-2
よって、増減表は
x …  -2  …  2/3  …
f'(x) - 0 + 0 -
f(x) ↓  -8  ↑  40/27 ↓

異なる実数解を3つ持つ場合のkの範囲は -8<k<40/27 …(答)

x^3+2x^2-4x+k=(x-α)(x-Β)(x-γ)としてここから先を考えていこうと思うのですが、うまく解がでません。この場合高次式を利用すべきですか?

Kaiserさん  [Profile 魔界に住む男性の方] 投稿日:2002/8/28(水)11:20

とりあえず
x^3 + 2 x^2 - 4 x + k = (x-α) (x-Β) (x-γ)
の右辺を展開してみましょう。
そして、係数を比較してうまく
k もしくは γ についての方程式を立ててやればできます。
ただし、最初に求めた k の範囲に注意しましょう。

MAI×2さん  [Profile 東京都に住む高校2年生の女性の方] 投稿日:2002/8/28(水)23:22

γについての方程式を立てたら、
γ=-2−α+1/α
γ=-3/(α-1/α)
のなったんです。ちなみにγ=k
で、上の式を連立させたらα^4+2α^3-5α^2-2α+1=0
という式がでてきたんですけど、因数定理を使ってもαにうまくおさまる数字がでてこないんです。どうしたらよいですか?

3次方程式の解と係数の関係は使っていいと思います。 投稿者:新矢(管理人)  [Profile M78星雲に住む秘密の男性の方] 投稿日:2002/8/29(木)02:47

Kaiserさんの回答から、
(x-α)(x-β)(x-γ)を展開して係数を比較すると、

α+β+γ=−2 …@
αβ+βγ+γα=−4 …A
αβγ=−k …B
が得られたと思います。
これは、3次方程式の解と係数の関係と呼ばれるものです。ご存知でなければ、参考書等で調べてみて下さい。

αβ=−1 から、βを消去したから、はまってしまったんです。
(対称式の問題に慣れると、βの消去は不自然だという感覚が見に付きます)

@ から、α+β=−γー2 …C
A から、αβ+γ(α+β)=−4 …D
αβ=−1とCをDに代入すれば、γは求まります。


MAI×2  [Profile 東京都に住む高校2年生の女性の方] 投稿日:2002/8/29(木)23:59

どうもありがとうございました。頑張ってみます。

 

微分法の図形への応用
渡辺ゆきえさん    [Profile 魔界に住む高校3年生の秘密の方] 投稿日2002/7/2(火)18:47

数学Uの微分を教えてください。  問題は、縦10cm、横16cmの厚紙の四隅から、等しい正方形を切り取った残りで、ふたのない箱を作る。この箱の容積を最大にするには、切り取る正方形のの一辺を何cmにすればよいか、と言う問題です。よろしくお願いします。

名無しさん  [Profile 高校3年生の男性の方] 投稿日:2002/7/2(火)19:46

こんにちは。

まずはどんな箱になるのか、から考えていきます。

横 16-2x 奥行き 10-2x 高さ x  となる箱ですね。
よって式は F(x)=x(16-2x)(10-2x)=4x^{3}-52x^{2}+160x と置けます。

ここで一度、微分とはどんなものなのか考えてみましょう。
元の式F(x)を微分して得られるf(x)はF(x)の増加又は減少しようとする大きさ・速さの事です。(厳密な定義云々は置いておいて)
f(x)が負の値を取るXの前後ではF(x)は減少します。増加の時も同様です。
「つまりf(x)が増えて増えて増えて…今まさに負に変わろうとする瞬間。その瞬間がF(x)の最大値となります。」←重要

では、本題に入り F(x)を微分してみましょう。
f(x)=12x^{2}-104x+160=4(3x-20)(x-2)
よってf(x)>0となるのは x<2, x>20/3

これが意味する所は上で書いた様に x<2,x>20/3 の範囲でF(x)が「増加する事」です。
混乱してくるかもしれませんが、文章と式をよく辿ってください。
ここでF(x)を書くならX軸マイナスの方向からx=2までグングンと増加し、それ以降はドンドン減少して行き、x=20/3になるとまた上を向きグングン増加します。
それ以降は?当然、無限の彼方まで大きくなります。

だったらxの値はでかければいいじゃない?違います。ここではxの取りうる定義域が存在します。
10-2xが0になってしまったら箱は作れませんね?
つまりxの取りうる範囲は 0<x<5 です。
この範囲の中でF(x)の最大値を求めろ。そうこの問題は言ってるわけですね。

ではこのxの定義域を考慮に入れながら、またf(x)の話に戻るとxが0→2まではグングンと増加していき、その後は2→5でドンドン小さくなります。(これ以降は考慮に入れなくていい)
x=5までドンドン小さくなるということは必ずx=5でF(5)=0になるということです。
この時点ではまだ計算していませんが断言できます。試しに計算してみましょう。
F(5)=4×125-52×25+160×5=0 ほら、なりました。

だんだん、イメージが付いてきましたか?
恐らく、この時点で答えは分かっているのではないでしょうか。
そうです、答えはx=2の時に最大のF(x)を取ります。
もう一度いいます。0→2までグングン大きくなりその後はドンドン小さくなりx=5で0になる。
はい、これで解けましたね^^

微分係数?なんだ、それは??なんて、私も一年前は悩んでしまいました。
イメージが大切なので一度これを読んで理解できなかったらグラフを書き、式を一緒に辿り、言葉を何度も追ってみてください。

最後にして最大の宿題は「F(x)のグラフを書き上げること」です。これを行って初めて完全な理解が得られます。
勿論、形は正確でなくてもいいです。ここでは増えてて、そしてここでは減ってるっていうのが一目でわかれば十分なので。

長々となってしまってスイマセンm(_ _)m 伝わるモノが合ったら嬉しい限りです^^

感謝 投稿者:渡辺ゆきえ  投稿日:2002/7/3(水)01:26

どうも解答を書いてくれた名無しさんありがとうごさいます。
私は今テスト週間なのでこの解答を参考に数学を勉強したいと思います。

 

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