「整数に関する問題」の質問と回答

 

(n-1)n(n+1)が 6の倍数であることの証明
まなみさん    [Profile レッスン室に住む高校1年生の女性の方] 投稿日2002/6/24(月)17:39

連続した3つの整数の積(n-1)n(n+1)は、6の倍数である事を証明せよ。

という問題の解答の仕方についてですけど、答えを見ると
【(1)n(n+1)は偶数であるから(n-1)n(n+1)も偶数である。
(2)nを3で割った余りは0,1,2のいずれかであるからkを整数として、次のように表す事ができる。
n=3k,n=3k+1,n=3k+2

n=3kのとき nは3の倍数
n=3k+1のとき n-1=3kであるから、n-1は3の倍数である。
n=3k+2のとき n+1=3k+3 であるからn+1は3の倍数である。
したがって(n-1)n(n+1)は常に3の倍数である。
(1),(2)から(n-1)n(n+1)は2と3の最小公倍数の6の倍数である。〃】

と書いてあるんですけど、
【nはkを整数として3k,3k+1,3k+2と表す事ができる。
n=3kのとき nは3の倍数である。
n=3k+1のとき n-1=3kであるのでn-1は3の倍数である。
n=3k+2のとき n+1=3k+3であるので、n+1は3の倍数である。
したがって(n-1)n(n+1)は常に3の倍数である。

また、nを3で割った余りは0,1,2のいずれかであるので、
(n-1)n(n+1)は2と3の最小公倍数6の倍数である。〃】

と書いても問題ないでしょうか?
何か間違ってたり、訂正した方がいいと思った箇所があったら指摘してほしいです。
あと、上と下、どっちのほうがいい解答でしょうか、教えて下さい。
あと2つとも違〜う!本当はこうだ!と思った解答があればそれも教えてほしいです。

できれば今日のpm11:00くらいまでに…。

わがままなお願いを言って本当にすいません!!!

よろしくお願いします。




NAMAZUさん  [Profile 近畿地方に住む大学生の男性の方] 投稿日:2002/6/24(月)18:50

「nを3で割った余りは0,1,2のいずれかであるので、(n-1)n(n+1)は2と3の最小公倍数6の倍数」とはどういう意味でしょうか?

まなみさん  [Profile レッスン室に住む高校1年生の女性の方] 投稿日:2002/6/24(月)22:23

やっぱ日本語変ですよね?
ここはどう表そうかかなり悩んだところでして…^^;

それじゃあ上のやり方の方がいいって事ですか?
あと、他に変なところはありませんか?

NAMAZUさん  [Profile 近畿地方に住む大学生の男性の方] 投稿日:2002/6/24(月)22:52

上の解法は、どの参考書にも出ているものでして、というかほぼ全ての解法がこれですので、スタンダードであるという意味でよい解答かと思います。
まだ、まなみさんの解法がどのようなものなのか良く分からないので、なんとも言えませんが、自信がもてるような解答なら、また他の皆様にも聞いてみては如何でしょうか?
答えになってなくて、すみません。

池田 敦さん の ホームページ  [Profile 大阪府に住む大学院生の男性の方] 投稿日:2002/6/24(月)23:18

助っ人の池田です。

私の意見としては、「スタンダードであろうがなかろうが、正しいものは正しい」です。
しかし、大変申し訳ございませんが、まなみさんの答案ではちょっと……ですね。

その理由を考えてみるために、割り算の定義を再確認してみましょう。例えば
   11÷3=3…2
という小学生の算数を考えてみます。これは
   11=3×3+2
とも書き換えられるのでしたね。

これを一般化させてみます。(n-1)n(n+1) の場合を考えてみます。
n-1, n, n+1 をそれぞれ3で割った商を q_1, q_2, q_3, 余りを r_1, r_2, r_3 としてみます。
そのとき
   n-1=3q_1+r_1,
   n=3q_2+r_2,
   n+1=3q_3+r_3
となります。
(尚、ここでは「1つずつしか数が違わないじゃないか」という突っ込みはなしです)
で、これらを掛けてみます。すると
   (n-1)n(n+1)=(3q_1+r_1)(3q_2+r_2)(3q_3+r_3)
となります。
まなみさんのおっしゃるのは
「r_1, r_2, r_3 は 0, 1, 2 なのだから、どこかに 0 や 2 を含むじゃないか、だから2の倍数なんじゃないか」
ということなんだろうと思いますが、2の倍数であることを示すのに
   2n(n は整数)
という形に表せない以上、証明したことにはなりません。
もししたいのなら、例えば r_1 が2の倍数なのならば
q_1 も2の倍数でなければなりませんが、
この証明ではそんなことはいえないですからね。

ところで、昨日とあるピアノの発表会を聴きに行きました。
トリのハイドンのソナタに感激してしまいました〜♪

池田 敦さん の ホームページ  [Profile 大阪府に住む大学院生の男性の方] 投稿日:2002/6/24(月)23:29

追加です。

解答のような解き方が何故「スタンダード」であるかと言いますと、
n(n+1) が2の倍数であることを言うのにも
「n=2k, 2k+1 と置いて……」ということを使っているからなのです。
そして、この問題のように3項までの関係だけでなく、
4項以上の場合にも応用できるからです。
例えば
   n(n+1)(n+2)(n+3) は 4!(=4・3・2・1)=24 の倍数
   n(n+1)(n+2)(n+3)(n+4) は 5!=120 の倍数
というようにですね。

ありがとうございました! 投稿者:まなみさん  [Profile レッスン室に住む高校1年生の女性の方] 投稿日:2002/6/25(火)20:01

実はこの問題、宿題で指名されてたもんだいだったんです‐‐;
でも皆さんが教えてくれて考えて今日授業で黒板に書いたら
バッチグ〜^.^q でした!
ありがとうございました!
証明は難しいです…。

>池田先生
最近は文化祭の準備等で帰宅が遅くてピアノの練習が出来なくて
悲しい日々を過ごしています;_;
早く土日になれー!といつも思っております^^;

 

6の倍数の証明
K,Yさん    [Profile 近畿地方に住む高校1年生の男性の方] 投稿日2002/9/8(日)22:15


どうも こんちは。
数学の宿題なんですが。。

・n>3で、nと、n+2がともに素数のとき、n+1は6の倍数であることを証明せよ。

なんですが、
*nとn+2は素数なので、奇数となる。
 よって、間の数n+1は偶数、すなわち2の倍数。

あとはn+1が3の倍数であることをいいたいんですが、どうすればいいんでしょうか?
また、この考え方でいいんでしょうか?


Viperさん  [Profile 東京都に住む20代の男性の方] 投稿日:2002/9/8(日)22:38

2の倍数を示す部分はそれで正解ですね.

3の倍数に関しても同様です.n>3であることから,nとn+2はいずれも3の倍数ではありません.

とすると・・・・

K,Yさん  [Profile 近畿地方に住む高校1年生の男性の方] 投稿日:2002/9/9(月)18:27

・3つの連続した数は、その数が3以上の時、かならずいずれかに3の倍数が含まれている。
n、n+2は3の倍数ではないので、残りのn+1は3の倍数となる。」
でいいんでしょうか?

Viperさん  [Profile 東京都に住む20代の男性の方] 投稿日:2002/9/9(月)20:19

どこまで要求されているかにもよるんですが,基本的にはそれでよいと思います.

厳密に説明しようとするなら,
nは3の倍数ではないので,nを3で割った余りは1か2である.1であると仮定するとn+2は3の倍数でn+2>5よりこれはn+2が素数であることに反し矛盾.
となると思います.

K,Yさん  [Profile 近畿地方に住む高校1年生の男性の方] 投稿日:2002/9/12(木)18:17

パソコンの調子が悪くて返信が遅くなりました。

おりがとうございました!

 

30の倍数の証明
はにぃぷぅさん    [Profile 関東地方に住む高校1年生の女性の方] 投稿日2002/9/30(月)22:48

こんばんは。。(*^ー^*)今日もお願いします。。m(__)m

『nは自然数とするとき、(nの5乗/5)+(nの4乗/2)+(nの3乗/3)−(n/30)は自然数であることを示せ。』

これは帰納法で示すことは分かるんですが・・・・。(ノ_・。)グスン
30で通分してから、考えた方がいぃのでしょうか。。

新矢(管理人)  [Profile M78星雲に住む秘密の男性の方] 投稿日:2002/10/2(水)01:15

回答、遅くなってしまいました。
これは数学的帰納法の練習問題なんですか?
私は次のように解きました。

通分します。
frac{6n^{5}+15n^{4}+10n^{3}-n}{30} 
分子を因数分解します。まず、n で括れますね。

分子=6n^{5}+15n^{4}+10n^{3}-n
  =n(6n^{4}+15n^{3}+10n^{2}-1)
n=-1 を代入すると 0 になりますから、組立除法で因数分解
  =n(n+1)(6n^{3}+9n^{2}+n-1)
6n^{3}+9n^{2}+n-1 は n=-(1/2) を代入すると0になります。
ゆえに
分子=n(n+1)(2n+1)(3n^{2}+3n-1) となります。
つまり、問題は次のようになります。

○ n(n+1)(2n+1)(3n^{2}+3n-1) が30の倍数であることを示せ 

ここから2段階で証明します。
@ n(n+1)(2n+1) が6の倍数であることを示す。
A n(n+1)(2n+1)(3n^{2}+3n-1) が5の倍数であることを示す。

この方法でやってみて下さい。


新矢(管理人)  [Profile M78星雲に住む秘密の男性の方] 投稿日:2002/10/2(水)01:58

はにぃぷぅさんは高校1年でしたね。
ということは、3次式、4次式の因数分解(組立除法)は数Bで学習しますから、ご存知ないですよね。

では、帰納法でやってみます。
通分してもしなくてもいいです。通分してやってみましょうか。
通分すると、
frac{6n^{5}+15n^{4}+10n^{3}-n}{30} が自然数であることを示すのですから

○ 6n^{5}+15n^{4}+10n^{3}-n が30の倍数であることを示す

n=1 のとき成立しますね。
n=k のとき、6k^{5}+15k^{4}+10k^{3}-k …@ と仮定して、
n=k+1 のとき
6(k+1)^{5}+15(k+1)^{4}+10k^{3}-(k+1) …A が30の倍数であることを示せばいいのですが、ひたすら展開します。
(k+1)^{3}=k^{3}+3k^{2}+3k+1 は知っていますね。
(k+1)^{4}=k^{4}+4k^{3}+6k^{2}+4k+1
(k+1)^{5}=k^{5}+5k^{4}+10k^{3}+10k^{2}+5k+1
4乗、5乗展開は今数列をやっているのでしたら、もう直ぐ二項定理というのを学習すると思いますが、それを使うと簡単に求まります。
(パスカルの三角形をご存知でしたらそれを使います)

さて、これらをAに代入して計算していくだけなのですが、@の仮定を使うために、
6(k+1)^{5}+15(k+1)^{4}+10k^{3}-(k+1)=(6k^{5}+15k^{4}+10k^{3}-k)+30( )
とまとめなければなりません。




遅れてごめんなさい(ノ_・。)グスン 投稿者:はにぃぷぅさん  [Profile 関東地方に住む高校1年生の女性の方] 投稿日:2002/10/5(土)15:19

新矢先生(*^ー^*)ありがとうございました。
解けました〜(。・_・。)v
これからもよろしくお願いしますm(__)m

 

2次方程式と整数解
chigaさん    [Profile 石川県に住む高校1年生の男性の方] 投稿日2002/6/29(土)20:59


明後日からテストなのにワカンナーイ!!!
     
    a,bは整数とする。x^{2}+ax+b=0が有理数の解を持てばそれは整数であることを証明せよ。

・・・ていう問題で背理法よりx=n/mとして代入するまで分かったんですけど・・・教えて下さいいいいい


池田 敦さん の ホームページ  [Profile 大阪府に住む大学院生の男性の方] 投稿日:2002/6/29(土)23:30

助っ人の池田です。

まず m と n が「互いに素」というのは OK ですか?
つまり、2/3 や 1/4 なら大丈夫ですが、2/4 や 3/9 のように、
これ以上約分できる形ではダメ、というふうにおきます。

x^2+ax+b=0 に x=n/m を代入しますと
   (n/m)^2+a(n/m)+b=0
   frac{n^2}{m^2}+frac{an}{m}+b=0
   n^2+amn+bm^2=0
と、ここまで変形できます。

ここからどうしましょうか?
実は、n だけの項と m を含む項に分ける為に、次のように変形します。
   n^2=-amn-bm^2
     =-m(an+bm)
となり、n^2 が m の倍数になります。
つまり、これは「n が m の倍数」ということになりますが、
これでは n と m とが互いに素であるという仮定に反しますので、
x^2+ax+b=0 の有理数解は整数となります。

略証 投稿者:Kaiserさん  [Profile 魔界に住む秘密の秘密の方] 投稿日:2002/6/29(土)23:36

n/mとおくからには、nとmは互いに素であることに注意して・・・、
xに代入して分母を払うと、n^2 + a mn +b m^2 =0 になります。
ここで、よく見ると "a mn" と "b m^2" は m の倍数で、
右辺も 0 なので、"n^2" も m の倍数であることがわかり、
ここから m=1 はすぐに出ます。

あら? 投稿者:Kaiserさん  [Profile 魔界に住む秘密の秘密の方] 投稿日:2002/6/29(土)23:37

レスありましたね。
こりゃ失礼!


新矢  [Profile 君の心の中に住む秘密の男性の方] 投稿日:2002/6/30(日)02:42

管理人の新矢です。Kaiserさん回答ありがとうございます。
回答してくださる方が増えるとたいへん嬉しく、この掲示板を開設してよかったと思います。今後ともよろしくお願いいたします。

HNは『マインカイザー、ラインハルト!』からですか?

有り難うございました 投稿者:chigaさん  [Profile 石川県に住む高校1年生の男性の方] 投稿日:2002/6/30(日)17:32

有り難うございました。今学校で使っている問題集は分からないのがありすぎです。友達もみんな困ってます・・・泣 

 

2次方程式が整数解をもつ
うす@さん    [Profile 秘密に住む高校1年生の女性の方] 投稿日2002/8/19(月)10:01

度々申し訳ありません・・・
X^{2}−2X+A^{2}−A−5=0
が異なる整数解をもつような定数Aを求めよ。
整数解ということばがひっかかり解法がつかめません。
この場合どうしたらよいのでしょうか?

算太郎さん の ホームページ  [Profile 京都府に住む大学生の男性の方] 投稿日:2002/8/19(月)12:51

この手の問題では,方程式を一旦,複素数の範囲で解いてしまって,それを整数解に限定するという作戦が有効です.

解の公式より,
X = 1+sqrt(6-A^2+A) , X = 1-sqrt(6-A^2+A)
と分かります.したがって,sqrt(6-A^2+A)が整数であれば良いということなので,6-A^2+Aが平方数であればよいということになります.
6-A^2+A = -(A+2)(A-3) = -(A-frac{1}{2})^2+6+frac{1}{4} となる.
異なる整数解を持たなければならないので,まず, -2 < A < 3 と分かります.また平方完成の結果から(グラフを書いてみると良く分かりますが),条件に合致する平方数は4,1のみであると分かります.
故に,6-A^2+A = 4 をAについて解いて,A = -1 , A = 2 .
6-A^2+A = 1 をAについて解いて,A = frac{1}{2}(1-sqrt(21)) , A = frac{1}{2}(1+sqrt(21)) .

また,重解を許すならば.A = -2 , A = frac{1}{2}(1-sqrt(21)) , A = -1 , A = 2 , A = frac{1}{2}(1+sqrt(21)) , A = 3 の6つが条件を満足します.

2次関数だから解の公式が使え,2次関数だから簡単にグラフを書いて考えられる.なかなかの良問だと思います.3次以上の問題になるとこうはいかない.

算太郎さん の ホームページ  [Profile 京都府に住む大学生の男性の方] 投稿日:2002/8/19(月)12:59

そのうち,数学Bで登場するかと思いますが,
2次方程式の解の公式は,複素数という数の範囲で方程式を解いていることになります.
複素数は実数を部分集合に含み,実数は有理数を部分集合に含む.また,有理数は整数を部分集合に含み,整数は自然数を部分集合に含みます.

新矢  [Profile M78星雲に住む秘密の男性の方] 投稿日:2002/8/20(火)04:05

うす@さん、こんばんわ。
NAMAZUさん、算太郎さん、回答ありがとうございます。

>算太郎さん、HP拝見させていただきました。数学をご専攻なんですね。
マイナス×マイナスがプラスの理由など気にしたこともなかったんですが、たいへん勉強になりました。
 
ところで、うす@さん、
定数Aを求めよ。なんですね。整数Aを求めよではありませんね?
解き方が変わってくるもんですから…。

>整数解ということばがひっかかり解法がつかめません。
ただ単に、受験生をビビらすために整数と言う言葉を使っている問題も多いです。
それらの似非整数問題は、整数といったて実数には違いないのだから、気にせずに解いていけば知らずに答えが求まります。

この問題もとりあえず整数解はおいておいて、実数解をもつ条件を求めます。
判別式(解の公式の√の中)>0 より
D=4-4(A^{2}-A-5)>0
A^{2}-A-6<0
-2<A<3
『整数Aを求めよ』なら、A=-1,0,1,2
なので、これら4つの場合について、それぞれを方程式に代入し直して、
xを求め、xが整数になったらそのAが答です。

『定数Aを求めよ』なら、xを整数にするためには、
解の公式の√の中 -A^{2}+A+6 が平方数にならないといけないので、
算太郎さんのレスにあるように、これのグラフを描くことによって

-A^{2}+A+6 の値は 1か4しか可能性がありません。

@ -A-{2}+A+6=1 のとき、つまりA=(1±√21)/2 のとき
 A^{2}-A-5=0 ですから、もともとの方程式
 X^{2}−2X+A^{2}−A−5=0 は
 x^{2}-2x=0 となり、整数解 x=0,2 を持ちます。
 
A -A-{2}+A+6=4 のとき、つまりA=2、-1 のとき
 それぞれのAをもとの方程式に代入してxを求めることにより、
 どちらの場合も整数解を持つことがわかります。

=============
難関大学を目指しているのでなければ、
1年生の間に絶対に解けなくてはいけない、という問題ではありません。
のであまり気にしなくてもいいでしょう。

 

不定方程式
keikoさん    [Profile 東京都に住む10代の女性の方] 投稿日2002/5/18(土)18:34


はじめまして。高校2年生です。
たぶん数Aと数Tのもんだいなんですけど、どうしてもわからなくって・・教えてください。


ab=2a+4b-5を満たす正の整数a,bを求めよ。


とゆう問題です。
頭がいいかた、どうか教えてください。
よろしくお願いします。


新矢さん  投稿日:2002/5/19(日)01:27

keiko さん,はじめまして。
これは,不定方程式とよばれるもので,単元的には(何故だか)数Aの『数と式』に含まれています。

解き方は,暗記ものになってしまいます.

ab=2a+4b-5
ab-2a-4b=-5
(a-4)(b-2)-8=-5 ←“無理やり因数分解”,展開すると戻ります。
(a-4)(b-2)=3

a,b は整数だから
(a-4,b-2)=(1,3),(3,1),(-1,-3),(-3,-1)
(a,b)=(5,5),(7,3),(3,-1),(1,1)
正の整数ですから(3,-1)は不適です。


keikoさん  [Profile 東京都に住む10代の女性の方] 投稿日:2002/5/19(日)12:09

ありがとうございました。
解りやすい説明ありがとうございました。
とっても参考になりました。

 

二項定理

☆てっくさん   投稿日2002/5/15(水)00:19
 

授業の問題ですが

今日が日曜日のとき、きょうから数え
29の10乗日後と2の60乗と2の61乗日後は何曜日か
という問題がまったくわかりません 教えてください。


◇池田 敦さん
[Profile 大阪府に住む23才の男性の方] 投稿日:2002/5/16(木)22:28

助っ人の池田です。これは二項定理を使う問題ですね。

1週間は7日ですから、7の倍数が利用できるように持ってこれたら万々歳です。

まず、29 の 10 日目から。
29^{10}=(28+1)^{10}
=sum_{r=0}^{10} {10}C{r} 28^{r}1^{10-r}
となり、r が1以上のときは全部 28 の倍数になるので、ほっといてもよくて、
(28 の倍数日だけ進んでも日曜日には変わりありませんから)
考えるのは r=0 の時だけになります。
そのときは {10}C{0} 1^{10}=1 が残りますので、
日曜日より1日進んだ月曜日が答えです。

次は 2 の 60 乗日目。
2 なんて、どう考えても 7 には程遠いし…… いや、2 で考えるからダメなんだ。
それでは 4 では? 8 では? どうやら 8 が 7 に近いようですので、それで考えてみましょう。
2^{60}=2^{3×20}
=8^{20} =(7+1)^{20}
=sum_{r=0}^{20} {20}C{r} 7^{r}1^{20-r}
となりますので、同様にして r=0 の時だけ考えると
{20}C{0} 1^{20}=1 が残りますので、答えは月曜日です。

では 2 の 61 乗日目。
さっきの計算を全〜部素直に2倍してやればよくて、
r=0 の時に残るのももちろん2倍の 2 になりますので、
答えは火曜日です

 
  ◇てっくさん  投稿日:2002/5/16(木)23:10
    池田さん細かい説明 本当にありがとうございました。
おかげで助かりました。

 

不定方程式
反骨精神さん    [Profile 中部地方に住む浪人の男性の方] 投稿日2002/5/12(日)18:32

はじめまして。
自宅で浪人している一浪の反骨精神というものです。
このように親切に答えていただける先生方がいらしてとても感謝しています。


2x+3yが17で割り切れるような整数x、yの組(x、y)全体の集合と9x+5yが17で割り切れるような整数の組(x、y)全体の集合は等しいことを証明せよ。
(s52 広島大)

参考にしたした参考書
ΣBEST合格へのサマリー集(数と式…)p41
大学への数学 新数学演習(2001年版)p6 1・7

サマリーの解き方(x=…、y=…で解きx、yの条件で縛る)方法は一貫性があってこのタイプの問題にすべて適用できているので、これでいこうと思います。
大数の解答は、こんな言い方をすると偉そうですがその場しのぎの解答がいくつかあるように感じました。
そこでサマリーの略解なのですが、
「M=2x+3y
 9x+5y  とおくと
 x=-(5M-3N)/17 …@
 y=-(-9M+2N)/17 …A
 @、Aのx、yが整数であるには、Mが17の倍数の時、
 Nも17の倍数でなければならないし逆もいえる。」
とありますが、いまいち論述の仕方が分かりません。
詳しい解答を教えてください。

よろしくお願いします。

新矢  投稿日:2002/5/13(月)03:36

反骨精神さん,はじめまして。実は僕も宅浪の経験があります。10月ぐらいになると,精神的にかなり参ったことを覚えてます。それこそ反骨精神で乗りきりました。

サマリーが手元に無いもので,ご希望の回答とは違ってしまうかも知れませんが…。私だったら2つの不定方程式を解いてしまいます。

(以下,出てくる文字はすべて任意の整数とする)
2x+3y=17m … @  を解くと(解き方は省略して結果だけ書くと)
x=3p+4m , y=-2p+3m  となります。
ゆえに,2x+3y が17で割りきれるような整数(x,y)の集合Aは
A={(x,y)|x=3p+4m , y=-2p+3m ,p,mは任意の整数}

同じく,9x+5y=17n を解いて,
x=-5q+3n , y=9q-2n となります。
ここで,x=-5q+3n=3(n-3q)+4q=3(n-3q)+4q=3p'+4m'
y=9q-2n=-2(n-3q)+3q =-2p'+3m'
となり,集合Aの要素である。

ちょっと最後がその場凌ぎ的ですね。


ありがとうございます。 投稿者:反骨精神さん 
[Profile 中部地方に住む浪人の男性の方] 投稿日:2002/5/13(月)12:25

新矢先生ありがとうございます。

大数の方法とも違いますね(笑)。
ちなみに大数には解が2つ載っていて、ひとつが片方の式についてy消去する方法で、もう一つが17を法とした合同式を利用する方法です。

こんなこと申して失礼なのですが、今のところ正直言って(先生の解答も含めて)どの解答もよく分かりません。
試験場でおそらく書けないであろうと言うか…。

もう一度がんばって考えてみます。

秋になるとモチベーションが下がると聞いたことがあります。>10月ぐらいになると,精神的にかなり参ったことを覚えてます。
今はとにかく夏の模試に向けてがんばっています。

水野 健太郎さん [Profile 近畿地方に住む20代の男性の方] 投稿日:2002/5/23(木)21:08

水野です。
こちらで、動画での説明を試みてみました。記念すべき問題になりました・・・。

http://isweb15.infoseek.co.jp/school/nexe2/movie/Answer-test.mpg

時間の関係上、サマリーの解答の言っている意味だけにしぼってみましたが、まあ
分からないにせよ疑問点はより明らかになるはずです。


画期的! 投稿者:新矢  [Profile 近畿地方に住む秘密の男性の方] 投稿日:2002/5/23(木)23:05

水野先生,本当にありがとうございます。
掲示板の質問に動画で答えるというのは“世界初”かもしれませんよ。
僕は説明しにくいときは,TEX『文書』+グラフで説明していますが,情報量や本当に言いたいことというのは,『動画』には叶いませんね。
費用の面はおいておいて, 時間的には『文書』を作成するよりも『動画』を作るほうが“速い”んでしょうか?

水野 健太郎さん  [Profile 近畿地方に住む20代の男性の方] 投稿日:2002/5/24(金)00:45

動画は速い??

文章だと、こまかい記号が書きづらかったり、強調もしにくかったりと、やってて
正直「やりづらいなあ」と思うことが多かったんですけど、
# 言葉を尽くして説明したいタイプなんで、特に・・・
授業なら普段からやっているから「慣れ」もありますし、心なしか「落ち着いて」
やれる気がします・・・。

ちなみに、今回のは、1日の空き時間で考えた内容を、以前に別の先生に教えても
らった??考え方・説明の仕方をもとに、2分にまとめました。板書はあらかじめ
全部書きましたよね。ふだんの授業ではあれが「逆に、できない」んですが、ビデ
オとして作りこむ場合には使える手法です。
# 授業は黒板が写せないと「おしまい」ですが、これは一時停止したり、何回か
# 見直したりできますから(!)。


反骨精神さん  [Profile 浪人生の男性の方] 投稿日:2002/5/24(金)08:17

水野先生ありがとうございます。

非常に分かりやすかったです。
(M,N)を定めると(x,y)は求まっても一組というところの認識が欠けていました。
自分なりの解答を作ってみたので、まずいところを指摘していただければ幸いです。

「 ”2x+3yが17で割り切れるような整数x、yの組(x、y)全体の集合と9x+5yが17で割り切れるような整数の組(x、y)全体の集合は等しい…(*)”を示す。
 M=2x+3y
 N=9x+5y とおくと
 x=-(5M-3N)/17 …@
 y=-(-9M+2N)/17 …A となる。
ここで、”ある(M,N)を定めるとそれに対応する(x,y)は一通りに定まる…(**)”。
また、
 ”Mが17の倍数であり、かつNが17の倍数でない”、
 ”Mが17の倍数でなく、かつNが17の倍数である”
の場合はx,yが整数とならないので不適である。
 よって、@、Aのx、yが整数であるには、Mが17の倍数の時、Nも17の倍数でなければならないし逆もいえ、(**)より(*)が成立する。」

証明問題の論述は難しいです。
自分で理解している(?)つもりでもうまく書けないです。

水野 健太郎さん   [Profile 近畿地方に住む20代の男性の方] 投稿日:2002/5/24(金)15:23

水野です。おそらくそれで大丈夫だと思います。

もしこの動画ファイルがいつでも見たければ、そちらのマシンにダウンロードして
おいてください。今の環境では、サーバーの容量に限界がありまして・・・。


反骨精神さん  [Profile 浪人生の男性の方] 投稿日:2002/5/25(土)09:29

ありがとうございました。

また疑問があれば質問させていただきます。
ありがとうございました。



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