「数学的帰納法」の質問と回答

 

1
3^{n+2}+4^{2n+1} は 13 の倍数であることを示せ。
2
1,2,4,……,2^[n-1] の重さ(単位はg)の分銅を各々一つづつ用意した時に、
表すことのできる重さの組み合わせは全部で、1g〜(2^[n]-1) g 通りあることを、 数学的帰納法で証明せよ。
3
数列 {A(n)} ( ただし、An>0 )について、関係式

(A(1)+A(2)+・・・・+A(n))^{2} = A(1)^{3}+A(2)^{3}・・・・+A(n)^{3}

が成り立つ。一般項 An を推定し、その推定が正しいことを証明せよ。

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数学的帰納法
はにぃぷぅさん    [Profile 関東地方に住む高校1年生の女性の方] 投稿日2002/9/26(木)19:32

今日のテスト、、ム・・・難しかったです。。(;^_^A分からなかった問題が5個くらい・・・65分授業が短く感じられました。驚いたことにこの間聞いたところが今日のテストに出たのです!!!解けました!!!感激。。(答えがあっているかどうかが心配ですが、、)ありがとうございました。(*^ー^*)
今日は帰納法が分からなくて。。

『問題』An=(3のn+2乗)+(4の2n+1乗)は13の倍数であることを示せ。

でn=1のときの証明はできたのですが、n=kのときの証明で
Ak=3のk+1乗+4の2k+1乗=13aとおけて、
Ak+1=3のk+3乗+4の2k+3乗=3のk+3乗+16(13a−3のk+2乗)
となるところまで、どうにかわかったのですがそのあと進まず、答えを見てみるとその続きが
『13(16a−3のk+2乗)』となっていて『n=k+1の時も成り立つ』と書いてありました。
どうしていきなり13でくくられていて、3のk+3乗はなくなっていて、k+1乗が成り立つと証明されているのかが分かりません。。

Viperさん  [Profile 東京都に住む20代の男性の方] 投稿日:2002/9/26(木)21:38


それは,3のk+3乗を「3×(3のk+2乗)」と分けて考えているのです.
だから,
3のk+3乗+16(13a−3のk+2乗)
=3×(3のk+2乗)+16(13a−3のk+2乗)

を一旦展開して,3のk+2乗のところをまとめて,

=(3-16)×(3のk+2乗)+16×13a
としている訳です.


あ!分かりました!! 投稿者:はにぃぷぅさん  [Profile 関東地方に住む高校1年生の女性の方] 投稿日:2002/9/26(木)23:39

あ!!分かりました☆(*^ー^*)そっか、、一回展開して・・・。Σ(゚□゚*)
ありがとうございます!!クラスのみんなにも教えてあげたいと思います。。

Viperさん  [Profile 東京都に住む20代の男性の方] 投稿日:2002/9/27(金)00:00

人に教えてみると理解が深まったりすることもありますね.
がんばって下さい.

新矢(管理人)  [Profile M78星雲に住む男性の方] 投稿日:2002/9/27(金)01:03

はにぃぷぅさん、テストお疲れ様でした。
この掲示板がお役に立てて嬉しいです!

敢えて進言せずとも、はにぃぷぅさんは、解かっておられると思いますが、
解からなかった5問も解決しておきましょうね。
テストの受けっぱなしは良くないです。

今後とも、質問お待ちしています。

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数学的帰納法
ブラックさん    投稿日2002/6/3(月)12:37

頑張ったんですが、わからないです…。
答えは略解のみなのでもし、よろしければ教えて下さい。

1,2,4,……,2^[n-1]の重さ(単位はg)の分銅を各々一つづつ用意した時に、
表すことのできる重さの組み合わせは全部で、1g〜(2^[n]-1)g通りある事を、
数学的帰納法で証明せよ。


水野 健太郎さん の ホームページ  [Profile 近畿地方に住む20代の男性の方] 投稿日:2002/6/4(火)00:04

帰納法の書き方に従って、考えていきましょう。

1)n=1のとき
・・・つまり1グラム分銅しかないときは、1グラムしかはかれません。1通り。
一方、nの式で表した方にn=1を代入すると、2^{1}-1 = 1 となり、これらは
一致しますから、n=1を代入してもかまわないことが分かります。

2)n=kのとき
私は実例が好きなんで、こんなふうに書いてみました。下にある「9」のところを
kにかえて、最後に出てくる「10」のところをk+1にかえれば、答案になるは
ずですが・・・。

=====
・・・ここで、たとえば分銅9個のときにはかれるパターンが、例の式にn=9を
代入した 2^{9}-1 = 511 (通り)であることが分かった場合に、あと1個、
2^{10-1} = 512 グラムの分銅が使えるようになった場合を考えます。この場合、

1:1グラムから 511 グラムまでは、512 グラム分銅を使わずに、今までどおり
_にはかるだけ。
2:新たに入手した 512 グラムの分銅だけを使うと、512 グラムがはかれる。
3:512 グラムを使い、それに「1:」と同じパターンを1つずつ組み合わせる
_と、512+1 グラムから 512+511 = 1023 グラムまでが網羅できる。

はかれるパターンは、これらを加えたものなんですが、式で表すと、

*** (2^{9}-1)+1+(2^{9}-1) = 2*2^{9}-2+1 = 2^{10}-1

となります。

=====

1)2)より、すべての自然数nについて、はかれるパターンの合計は 2^{n}-1
通りであることがわかる。


・・・これはいわゆる「2進法」がもとになってるんですよね。


有難うございました! 投稿者:ブラックさん  投稿日:2002/6/4(火)08:16

ブラックです。実例を使って解説して頂いたので、良く分かりました!
言われてみると、そっか〜!って感じです。本当に有難うございました。

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数学的帰納法
仲井戸さん    [Profile 近畿地方に住む高校3年生の男性の方] 投稿日2002/9/27(金)03:33

はじめまして。青チャート数学1・A、例題277からの質問です。

○問題文

数列{A(n)}(ただし、An>0)について、関係式
(A(1)+A(2)+・・・・+A(n))^{2} = A(1)^{3}+A(2)^{3}・・・・+A(n)^{3}
が成り立つ。一般項Anを推定し、その推定が正しい事を証明せよ。

○指針

Σk^{3}の公式を思い出すと、An=n が予想される。

n=k+1の時を書き出すと、
(1+2+・・・・+k+A(k+1))^{2}=1^{3}+2^{3}+・・・・+k^{3}+Ak+1^{3} ―(P)
ここで、n=kの時成り立つと仮定したとしても、n=k-1,n=k-2,・・・・
のとき、すなわちA(k-1)=k-1,A(k-2)=k-2・・・が成り立つ事は仮定していない
ことになり、(P)が作れない事になってしまう。
したがって、n≦k(kは自然数)のときを仮定して、n=k+1のときを証明する。


とありますが、なぜ『n=kの時成り立つと仮定したとしても、n=k-1,n=k-2,・・・・のとき、すなわちA(k-1)=k-1,A(k-2)=k-2・・・が成り立つ事は
仮定していないことに』なるんでしょうか。
n=k,n=k+1の時の仮定だけで十分だと思うのですが・・・

宜しくお願いします。


小池さん  [Profile 関東地方に住む20代の男性の方] 投稿日:2002/9/27(金)12:16

仲井戸さんはじめまして。

数学的帰納法は
i)n=1のときに成り立つことを示す。
ii)n=kが成り立つと仮定して,n=k+1を示す。 と言うのが基本ですね?
この一連の操作をした後なら,nはn=k-1,n=k-2,…どんな自然数に対しても成り立ちます。
ところが今の解答は,ii)の操作の途中で行き詰ったんですよね?
つまり,その時点ではn=kの部分しか成り立たない(n=kが成り立つと言う仮定しかしていない)と言うことになります。そのほかの部分については,何も言っていないんです。
この問題の証明の仕方も帰納法の証明の仕方の一つです。あまり見る機会は無いと思うんですが,ぜひ身に着けておきましょう。

新矢(管理人)  [Profile M78星雲に住む男性の方] 投稿日:2002/9/28(土)02:17

仲井戸さん、こんばんは。
小池先生の回答を補足させていただくと、

(a_{1}+a_{2}+…+a_{n})^{2}=a_{1}^{3}+a_{2}^{3}+…+a_{n}^{3} …@

を満たす数列は、a_{n}=n …A であることを示す。という問題ですね。

証明すべきはAですから、

n=k のとき ―― このkは任意のkではなく、“ある”kですよね。

ですから、a_{k}=k と仮定しただけでは、
n=k のとき、@ は、
(a_{1}+a_{2}+…+a_{k})^{2}=a_{1}^{3}+a_{2}^{3}+…+a_{k}^{3}

となりますが、a_{k}=k と仮定しただけでは、

(a_{1}+a_{2}+…+k)^{2}=a_{1}^{3}+a_{2}^{3}+…+k^{3}

としかならず、この式から、n=k+1 のときの証明は出来ないので、

n≦k で、a_{k}=k と仮定、すなわち

(a_{1}+a_{2}+…+a_{k})^{2}=a_{1}^{3}+a_{2}^{3}+…+a_{k}^{3} を

(1+2+…+k)^{2}=1^{3}+2^{3}+…+k^{3}

とすることで、解決しているのです。



仲井戸さん  [Profile 近畿地方に住む高校3年生の男性の方] 投稿日:2002/9/28(土)21:13

小池先生、新矢先生、お返事ありがとうございます。
よくわかりました。

またこれからもよろしくお願いします。それでは。

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