「平面ベクトル」に関する質問と回答

 

零ベクトル
ななさん    [Profile 島根県に住む高校2年生の秘密の方] 投稿日2002/9/25(水)22:41

AB↑=0↑のとき、|AB↑|=0なのは自明ですが、
0↑=0なのでしょうか?

たとえば、AB↑+DO↑=3VU↑のとき、DO↑=3VU↑と
表記してもかまわないのでしょうか?

小池さん  [Profile 関東地方に住む20代の男性の方] 投稿日:2002/9/25(水)23:04

ななさんこんばんは。

>AB↑=0↑のとき、|AB↑|=0なのは自明ですが、0↑=0なのでしょうか?

まずいですね。
0↑=0
左辺はベクトル量です(つまり大きさと向きを考える量)。一方右辺はスカラー量です(大きさだけを考える量)。
ベクトルは,向きと大きさを考えるんです。考えるというところがみそです。
左では向きを考えて,右では考えないではおかしいですね?
なのでまずいです。

>AB↑+DO↑=3VU↑のとき、DO↑=3VU↑と表記してもかまわないのでしょうか?

AB↑=0↑ですよね? それならこれは構いません。

新矢(管理人)  [Profile M78星雲に住む男性の方] 投稿日:2002/9/26(木)02:31

○ 零ベクトル… 大きさが0のベクトル、向きは定めない。
と、教科書にはあるかと思います。
向きは、定めないだけで、持たないという意味ではありません。

ベクトル量の一つとして、力がありますが、ある物体に働いている力がつりあった場合、物体は動きませんね。
物体は、どこかの方向に動きたいんだけれども、大きさが0だから動けない。
とでもいう状況をイメージしてください。


 

内心の位置ベクトルの公式
nanaさん    [Profile 高校3年生の方] 投稿日2002/6/23(日)00:28


平面の3点O(0,0),A(63,0),B(15,20)に対し三角形OABの次の点の座標を求めよ。
という問題の内心についてなのですが、角の2等分線の交点の座標を普通は
求めるものだと思うのですが、三角形ABCとすると

OI
={aOA+bOB+cOC}/(a+b+c)  OI、OA、OB、OCはベクトルです。

(解っていただけるでしょうか) という簡単な式で求まることを聞いたのですが、この式の意味が
わかりません。どういうことか教えていただけないでしょうか?
ベクトルの中のなんという分野でしょうか?
いろいろとお尋ねして申し訳ありません。


新矢さん  [Profile M78星雲に住む男性の方] 投稿日:2002/6/23(日)02:43

nanaさん、数学頑張ってますね!
夏休みよりも、夏休みを迎えるまでの今の勉強が大事なんです。

お尋ねの内心の位置ベクトルの公式ですが、センター試験などの客観テストでは知っておくとお得です。記述の場合はそれを証明させる問題になると思います。

三角形ABCにおいて、AB=C ,BC=a , CA=b とします。
∠Aの2等分線とBCの交点をP、∠Bの2等分線とCAの交点をQ、内心をIとします。
角の2等分線の性質から、BP:PC=c:b ですね。ゆえに
AP=frac{b}{b+c}AB+frac{c}{b+c}AC です。AP,AB,AC はベクトルです。
A,I,P  は一直線上にあるので、
AI=kAP=frac{bk}{b+c}AB+frac{ck}{b+c}AC ・・・@

また、AQ:QC=c:a より
AQ=frac{c}{c+a}AC
BI:IQ=t:1-t とすると
AI=(1-t)AB+tAQ=(1-t)AB+frac{ct}{c+a}AC ・・・A
@Aより
frac{bk}{b+c}=(1-t) ・・・B
frac{ck}{b+c}=frac{ct}{c+a} ・・・C
BCを解くと
t=frac{c+a}{a+b+c} 、 k=frac{b+c}{a+b+c} になるはずです。
これらを@またはAに代入することで、
AI=frac{bAB+cAC}{a+b+c} が得られます。
位置ベクトルの原点をOとすれば、
OI-OA=frac{b(OB-OA)}{a+b+c}+frac{c(OC-OA)}{a+b+c}
これを変形すると、内心の位置ベクトルの公式
OI=frac{aOA+bOB+cOC}{a+b+c}
が得られます。
計算がハードかもしれませんが、自力で導いてみましょう。

nanaさん  [Profile 高校3年生の方] 投稿日:2002/6/23(日)10:05

証明していただき本当にありがとうございます。
公式を覚えておけばセンターで出た時には使えるんですね。
青チャートでベクトルの範囲を勉強したら自力で導いてみようと思います。
これからもよろしくお願いいたします。

 

交点の位置ベクトル
あやさん    [Profile 高校3年生の女性の方] 投稿日2002/9/19(木)22:10

OA=3 , OB=4 であるΔOABの辺OBの中点をM、辺ABを1:3に内分する点をDとし、
線分OD、AMの交点をPとする。また、↑OA=↑a,↑OB=↑bとする。
このとき、
↑OD=(ア)/(イ)↑a+(ウ)/(エ)↑bである。

次に、直線AM上の点をQとし、↑OQ=s↑a+t↑b(s,tは実数)とすると、
sとtとの間には関係式s+(オ)t=(カ)が成り立つ。

ここで、点Pは直線ODと直線AMの交点であるから、
↑OP=(キ)/(ク)↑a+(ケ)/(コ)↑bとなる。
また、線分OPの長さが11/5のとき、cos∠AOB=(サ)/(シ)である。

↑OD=3/4↑a+1/4↑bはわかったんですが・・・
それ以降がわかりません(-_-;)
sとtとの間の関係式〜という点が分かればあとは自分で出来ると思うんですが
どうも感覚的に理解出来ていません(汗
あ、ちなみにこの問題は進研のセンター試験重要問題演習の104番の問題です。
どうかアドバイスお願いします・・・m(__)m


Viperさん  [Profile 東京都に住む20代の男性の方] 投稿日:2002/9/19(木)22:14

もし,直線AB上の点をx↑a+y↑bの形で表したら,x+y=1になるのはわかりますか?内分点の公式,外分点の公式から考えてみましょう.

 s,tの関係式は,これの応用ですよ.

記述問題だとしたら 投稿者:新矢(管理人)  [Profile M78星雲に住む秘密の男性の方] 投稿日:2002/9/20(金)02:30

センター形式ではなく、記述形式であった場合なら解けますか?
つまり、

OA=3,OB=4であるΔOABの辺OBの中点をM、辺ABを1:3に内分する点をDとし、
線分OD、AMの交点をPとする。また、vec{OA}=vec{a},vec{OB}=vec{b}とする。
このとき、vec{OP}を、vec{a} と vec{b} で表せ。

という問題はどうですか?
この問題は教科書レベルです。
いわゆる『交点の位置ベクトル』と呼ばれる問題で、
t:1-t、s:1-s とおく例の問題なんですがどうでしょう?

一応、解法を書いておきます。

vec{m}=(1/2)bec{b}、vec{d}=(3vec{a}+vec{b})/4

AP:PM=k:1-k とすると、
vec{p}=(1-k)・vec{a}+k・vec{m}=(1-k)・vec{a}+(k/2)・vec{b} …@

OP:PD=m:1-m とすると、
vec{p}=m・vec{d}=(3m/4)vec{a}+(m/4)vec{b} …A

@、Aより、

1-k=3m/4
k/2=m/4

これらを解いて、m=4/5 、k=2/5
@またはAに代入することで、vec{p}=(3/5)vec{a}+(1/5)vec{b}

○ もしもこの時期に、@Aの式がよく解らないということであれば、
  相当まずいです。再度ご質問を!

本来の問題の(オ)(カ)ですが、
vec{q}=(1-k)・vec{a}+k・vec{m}=(1-k)・vec{a}+(k/2)・vec{b} …@
と、vec{q}=s・vec{a}+t・vec{b} の比較から、

1-k=s 、(k/2)=t
この2式から、k を消去します。


 

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