明日のために 第四回 マイクの話 その弐。
というわけで四回目もマイクの話です。
前回の話で「指向性」という言葉が出てきたので最初に説明しましょう。
指向性というのは字のごとく、向きの事ですが、この向きというのはマイクが音を拾いやすい向きの事です。
単指向性というのは一つの方向からの音を拾いやすいという事ですね。
ほとんどのマイクはたいてい単指向性です。
そのほかにも双指向性や無指向性などがあります。
双指向性はたいてい裏と表に指向があり、ラジオなどで対談のときによく使われたり
また、双指向性マイクはそのデザインから普通のマイクのように使われたりします。(「カーネルのイメージ写真」のマイクも双指向性です)
無指向性というのはそのマイクの360度の音をとるようにできています(実際そこまではとれませんが)
舞台の役者の声や音をとるとき、オーケストラの集音などで使われます。


というわけで単指向性マイクの解説。音を一番とりやすいのは赤い中。
横は上方向に比べて格段に取りにくい。
よって右図のようにマイクの上方向を音源(この場合は口)に持ってくるのが一番よい方法。
これはカラオケとかスピーチのマイクでもそうだから
ちゃんとマイクに向かってしゃべらないと音が全然聞こえないという事もあるので注意してくださいね
(放送委員はこの「マイクにしゃべってくれない人」が一番苦労します。なんせ音上げても規定量に達しない人までいるんですから)

この絵は双指向性マイクの説明の図
要は二つの方向からの音がよく取れるというだけのもの。
実は↑の単指向性マイクの音の取れる部分と同じような形で音がとれるところがあるんですが
面倒なのでカット(爆)
この場合もマイクに向かってしゃべらないと音が取れないので注意。
無指向性については絵に書くのが難しいのでカット。
要はすべての音をとるのですが、
マイクは人間の耳と違ってある音を大きくとる(例:パーティーで友達の声を聞く)ことができないので
いらない音が取れてしまいます。
よってあまり使われる事がないのです。
最後にマイクの使い方について。
指向というのはたいていマイクの網状の部分(丸い部分)で作られます。
(よって双指向も単指向も中身は同じ。とはいっても実際はそれ専用に作られていますが)
よってこの赤い部分を持って唄う事は音響的に非常に困るし
ヌケの悪い音(要は指向がなくなることによって「無指向性」になって必要のない音まで取ってしまう事)になります。
かっこよさ(?)以外はデメリットばかりなので止めましょうね。
