私的美徳価値
最も美しい人間とは、一体どういうものなのだろう。私的な考えだが、ここに述べたい。
美しい、と一言に言ってしまうが、私の言う「人間の美」は無論容姿のことではない。容姿などでその人を判断するなど、愚の骨頂である。それなのに容姿にこだわってしまう時もある。人間として生きる以上、それは仕方のないことなのかもしれない。視覚的美を求めるのは、人間の本能の一端と言っても過言ではないであろう。
では、内面的な、本当の美とは何なのであろうか。私はそれを「義」だと信じる。「義」とは、正義のことのみを指すわけではない。簡単な例をあげると、金欲しさに脱税を働く輩は、わざわざ犯罪行為にあたるそれをしてまでも金が欲しいのだろうか。ましてや、更にその事実を否定し続ける時ですらある。政治家の類も同じだ。即ち、不足してないものを求めつづけ、犯罪行為を働いてまでそれを求めるというのは、愚かなことではないであろうか。人間には欲がある。確実に。だがそれを求めつづけるあまりに、禁じられた犯罪行為に走ることは、「義」に反すると思う。