12定            高1物              2003-12-03 【1】透明な容器に,透明な液体が入っている。液面と45°の角度をなして空気中 から入射した光が,液面を過ぎると液面と60°の角をなした。容器の構成物質の屈 折率は液体と同じとする。  (1)入射角,屈折角はそれぞれ何度か。注意して答えよ。  (2)空気に対するこの液体の屈折率を求めよ。  (3)この液体を通過し,容器の底から再び空気中へ出ていくと光線が進む方向と底面 がなす角は何度になるか。底面は水平に保たれているものとする。  (4)容器を少し傾ける。1°くらい時計回りの方向に回し,左側を高くする。このと き,底面から出る光線はどちら向きに回転するか。時計回り,反時計回りか。  (5)この液体で全反射がおこるのは,光が次のアとイのどちらの向きに進む場合か。    ア.液体から空気へ   イ.空気から液体へ  (6)この液体による全反射の臨界角をθとして,sinθの値を求めよ。 【2】ある光源Pのレンズによる像Qについて考える。 レンズの中心を原点Oとし,光軸と光源を含む平面にxy座標を設ける。 x軸はレンズの光軸とし,光源のある側を負とする。 y軸はレンズの中心を通り,光軸には垂直で,光源のある側を正とする。 レンズの焦点距離をf,光源の位置Pは(一a,h)とし,像の位置Q を求めよう。ただし,a>0,f>0とする。  (1) レンズの中心を通る光線は直進する。この直線をx,y,a,hの式で表せ。  (2) 光源を出て光軸と平行に進んだ光は,凸レンズを通過した後,焦点(f,0)を   通る。この直線をx,y,f,hの式で表せ。  (3) (1)(2)の直線の交点Qのx座標を求めよ。計算の経過を示すこと。  (4) 実体に対する像の倍率をa,fの式で表せ。  (5) aを横軸,像の位置xを縦軸として,グラフを描け。図中に実像虚像の区別を    示すこと。 【3】<I>点Qを発した光が2つの経路を通って点Pに達し,そこで干渉した。 経路の長さをそれぞれl_1,l_2とする。簡単のためl_1<l_2とする。経路は すべて真空中にあり,真空中での光の速さをcとする。次の問いに答よ。  (1) P点に同時に到着した光波が,光源を出た時刻の差を,l_1,l_2,cで表せ。  (2) 2つの光波の出発時刻は何周期分かずれている。このずれをm周期とする。   (a) mを,l_1,l_2,周期T,cで表せ。 (b) 2つの光波が強めあうのはmがどんな値のときか。 (c) 2つの光波が弱めあうのはmがどんな値のときか。 (d) 合成波の振幅が1つの光波の 2倍になるようなmの値を1つ示せ。  (3) 光の波長λを,周期Tと光速cで表せ。  (4) (3)の関係を利用して,(2a)のmを,l_1,l_2,λで表せ。 <II>2つの経路が右図のようなものであったとする。 2本のスリットS_1,S_2を出た光はスクリーン上のP点で干渉する。 S_1,S_2の中点をRとし,S_1,S_2の垂直2等分線とスクリーンとの交点を Oとする。さらに,OR,OPの長さをそれぞれl,xとおく。  (5) このような実験を世界ではじめて行った人の名を問う。  (6) 条件 d<<l_1 が成り立つとする。すると,S_1P,S_2Pはほぼ平行である。   (a)経路差 l_2 −l_1 をdとθで表せ。   (b)それを,dとlとxで表せ。  (7)さらに,条件 |sinθ|<<1 が成り立つとする。すると,sinθ= tanθ    がほぼ成り立つ。   (a)経路差 l_2 − l_1 をdと tanθ で表せ。   (b)それを,dとlとxで表せ。 (c)d=3.2×10^-4m,l=1.2mにしたら,中央付近の明線の間隔は2.4×10^-3mであった。  ア.この光の波長を求めよ。  イ.装置全体を屈折率1.5の油の中に入れた。明線の間隔はいくらになるか。 <III>隣り合うスリットの間の距離dはそのままで,スリットを数十本に増やした。  (7) スリットが2本のときに比べて,干渉縞はどうなるか。  (8) m=1.1 の点Uについて問う。あるスリットを通った光は,そのスリット    のいくつ先のスリットを通った光と,U点で完全に打ち消し合うか。(す    ぐ隣を1つ先と数える) 【4】うすい層で光が垂直に反射するとき,層の上の面で反射する光と,下の 面で反射する光とが干渉を起こす。光は単色光とし,真空中での波長をλとす る。層の厚さをd,層内の物質の屈折率をnとする。次の3つ  A.シャボン玉 B.ニュートンリング C.レンズのコーティング の場合について考える。ただし,屈折率の小さい順に並べると   空気,セッケン水,レンズのコート膜,ガラス の順になる。また,レンズのコート膜は光が当たる側に塗布してあるものと する。次の問いに答えよ。  (1) 2つの反射光の経路差をdで表せ。  (2) 層の内部での光の波長を,nとλで表せ。  (3) 経路差の部分の波の数,つまり 経路差/波長 をd,n,λで表せ。  (4) 光の波が反射するとき,    ア.上面だけで反転がある。 イ.下面だけで反転がある。    ウ.両面とも反転する。   エ.どちらの面でも反転しない。   のどれか。A,B,Cの場合について,それぞれア〜エの記号で答えよ。  (5) 2つの光が強め合うのは(3)の 経路差/波長 がどんな値のときか。    A,B,Cの場合について,それぞれ答えよ。  (6) 四角い針金に石けん膜をはり,干渉縞をつくると,図のように下の方が縞の    間隔が狭くなったいた。縞が見える部分の,膜の断面の形は次のアイウのど    れと考えられるか。      ア.まっすぐな形  イ.へこんだ形  ウ.ふくれた形 12定          高1物理              2003-12-03 【1】 (1)入射角    屈折角       (2)         (3) (4)         (5)      (6) 【2】 (1)            (2) (3) (4)        (5) 【3】 (1)     (2)(a)m=     (b)      (c)        (d) (3)    (4)m=       (5)       (6)(a)      (b) (7)(a)     (b) (c)ア.計算式          答え       イ.計算式       答え (7)       (8) 【4】 (1)      (2)        (3) (4)A          B         C (5)A          B         C (6) [  ]組 [  ]番 氏名[          ]