被害者の心理


○ストックホルム症候群について○

これは、1973年ストックホルムで銀行強盗が
人質をとりたてこもる事件が発生しました。
6日後に人質が解放されましたが、その人質の中に犯人に親しい
感情を抱いた人がいたため、その感情をストックホルム症候群と
呼ぶようになりました。






○プリゾニゼーション○

プリゾンとは『監獄』という意味です。
禁状態の中で、暴れ出すのや過剰反応を示すのとは反対に
その場に順応した行動をする心理状態です。
事例:囚人実験
アメリカで健康な一般市民が集められ、囚人実験が行われました。
人々を「囚人役」と「看守役」にわけ2週間その役柄として
の生活を送ります。
すると、役柄としての実験だったのに看守は囚人に命令口調
や時には罰を与えたりしました。また囚人もそれに反抗する
ことなく看守の命令に従うようになってしまいました。
囚人たちはおどおどし始め、体調や心身の不調を訴える人も
でてきました。
実験は予定を変更、3日で打ち切りになりました。





○学習性絶望感○

次に、犬を使った実験です。
ある犬にきつい電気ショックを与えます。犬は逃げようとしますが
つながれているので逃げることはできません。
これをある程度続け、その犬を別の部屋に連れて行きます。
今度は犬を自由にし低い柵を飛び越えると電気ショックから逃れら
れるようにします。
ですが、犬は何もせずにじっと電気ショックに耐えているのです。
これが『学習性絶望感』です。
ショックから逃れることをせず、無力感に陥ってしまうのです。