'03.12.10Wed 連載 第2話
第2話 迷い
次の日、俺のクラスではどの部活に入るのかと神崎の事で持ちきりだった。俺もどの部活に入るか決めないといけないからから今日の放課後、部活を見て回ろうと思っていた。そして、授業が終わり、部活動見学が始まった。俺は運動系の部活には入る気がしない。それは「めんどくさい」からである。とりあえず科学研究部の見学をしていたが、おもしろくないのと興味がわかないのでやめて移動している時に後ろから、
「周〜〜〜」
と呼ばれたので振り向いた。振り向くと冬弥と亮がいた。
「よう」
「おーす」
「何処の部はいる???」
「男バス弱いから入らないでバイトやるかなぁ〜」
「俺もサッカー部弱いから入らないでバイトやるかなぁ〜」
「周は部活入るの??」
「わからない」
「まぁ、頑張れ!!!入る部活がなかったら一緒にバイトやろう」
「ガンバ!!」
「がんばるわぁ〜」
とその言葉を最後に俺達は別れた。そして、適当に校舎の中を回っていたら音楽室の前についた。音楽室の中から歌声が聞こえたので音楽室の中に入った。そこにはコーラス部の人達が歌っていた。俺はあまりうまいと思わなかった。それは聞いてる人に歌っている人達の気持ちを伝えられていないと思ったからである。俺は歌には人一倍うるさい。それに俺が唯一めんどくさいと思わないことが歌を歌うことだ。そして、あたりを見回すと偶然にも神崎がいた。神崎を見つけた時、神崎と目が合い、神崎はニコッと微笑んだ。俺はどうすればいいのかわからず、顔をそらしてしまった。そのまま見学終了の時間がきてしまい、すぐに帰る準備をして家に向かった。その帰りの途中、ストリートでアカペラのライブをやっている人がいた。輝いていた。その時俺は思った。
「俺でもグループ作ってあんな感じにできるかなぁ〜」
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