ポーシャ・ネルソン
三国ますみ・訳


五章からなる自叙伝



道を歩く
歩道に深い穴を発見
落っこちる
迷い……絶望
私の責任(せい)じゃあない
這い上がるのに永遠の時間がかかってしまう



同じ道を歩く
歩道に深い穴を発見
見ないふりをする
また落っこちてしまった
また同じところ
私ってどうかしてる
でも私の責任(せい)じゃない
這い上がるのにずいぶんの時間がかかる



同じ道を歩く
歩道に深い穴を発見
穴を見ながら落っこちてしまう
習慣(くせ)になっている
目は開いている
自分がどこにいるかがわかる
自分に責任がある
すぐに這い上がれる



同じ道を歩く
歩道に深い穴を発見
避けて通る



別な道を歩く



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