再受験 1年目

 各教科ごとの勉強内容は科目別勉強法を参考されたし。
 毎日の研究に追われた生活に比して、だいぶ楽な生活を送った。日課は次のとおりである。朝5時起床。7時頃まで
勉強。朝食をとったら、英単語を8時まで眺める。再び数学の勉強を10時30分くらいまでやったら少し休憩。成績とは
裏腹に大嫌いな数学の勉強はこれでおしまい。11時から13時くらいまでは英語の時間。その後、大学の食堂に行っ
て野菜中心の食事をとり、雑用をこなしつつ、16時くらいまでは自由時間。プールに行ったり、ビデオを見たりしてのん
びり過ごした。献血に行った日もある。16時からは英単語の時間。30分くらいやる。それから理科の勉強を20時頃ま
で。たいていは生物の勉強だ。これで一日の勉強は終了。短眠の僕は毎日12時か1時ごろまでは起きていた。睡眠
時間は1日4から5時間だ。夜は食事をとり、風呂に入り、テレビや電話、メール、インターネット等に時間を充てた。 と
はいえ、毎日こんな生活をしていたわけではない。毎週水曜日は休養日で、午後の勉強はお休みである。映画を見た
り、読書をしたり、プレステをやって遊んだりした。また、水曜日以外でも、友人と食事に行ったり、彼女と会ったりした。
また、朝からスキーに出かけて、殆ど勉強しない日もあった。何にせよ、勉強をする時と遊ぶときのメリハリが重要であ
る。
 正月は実家に戻って過ごしたが、あまり勉強にならなかった。とはいえ、何もしなくても勝手に食事が準備されて出てく
るし、洗濯物はきれいになって戻ってくるし、楽なことこの上ない。試験を前にしてだいぶリフレッシュできた。
 1月半ばにセンター試験があった。自宅で新聞とにらめっこである。数学、英語、理科はだいたい9割得点できたが、
国語と地理は7割以下。合計680点くらいであった。最低ランクの国立大学ならば何とかなったかもしれない。願書を
出しておけばよかったと若干後悔している。しかし、2次力が皆無だったので合格は難しかったろうし、今年、自治医大
に合格できたので良かったと自身を納得させている。
 そしてセンター試験の約10日後。自治医大受験日を迎える。一時間目の数学。実は幸運があった。問題が透けて見
えた。さいころを2つ投げたときの場合の数の問題だ。自治医大の解答はすべてマーク式なのだから、答えがわかれ
ばよい。こんなもの、数え上げれば早い。試験開始前に一問解けた。ちょっと嬉しい。 しかし、いざ解いてみるとわから
ないところが3カ所あった。計算ミスも考慮に入れると正答は25問中、20問と言ったところだろう。 理科は化学生物と
もに9割くらい。比較的良好だ。このペースで行くといい感じかも知れない。残りは得意の英語だ。 しかし、この出来が
悪かった。確実に当たっていると言えるのは25問中15問くらいだ。あとは結構怪しい。20問に満たないだろう。 総合
すると得点率8割ちょっとと言ったところか。一気に自信を失った。 2時間後の16時30分に、筆記試験の合格発表が
あり、何とか合格できた。受験者40人中10人の合格。筆記試験で落ちているようでは話にならない。翌日の面接も無
難にこなし、一次試験は合格した。
 1週間後の自治医大の本校で行われる2次試験を前に、小論文対策を行う。他の受験生と異なり、国立大学受験を
する予定の無い僕は、これでおしまいであるから、時間をかけて練習したつもりだ。さて、2次試験では県で10人いた
受験生が7人に減っていた。この中で2人受かるのだ。 面接は無難にこなしたつもりだ。しかし、小論文がうまくいかな
かった。自治医大の小論文は事実上国語の問題である。問題文の主旨の理解を問うものが多い。国語の勉強を一切
しなかったので、記述力が無かったのだと思う。時間不足だった。1次試験が終わった後に練習しただけの付け焼刃で
は間に合わなかったのだ。
 2月半ばの合格発表では、予想通り不合格だった。元々筆記試験での英語の成績が極端に悪かったのだ。小論文
のできも良くない。これで、一度目の挑戦は終わった。 しかし、あまり落胆しなかった。元々、受かったら儲けものだっ
たのだ。来年こそ、受かってやる。決意を胸に秘め、受験勉強は2月半ばで終了した。これから3月半ばまではのんび
り過ごした。彼女と過ごしたり、スキーや水泳に行ったり、プレステで遊んだり。
 3月半ばには実家に戻ることにした。家賃を払うだけの余裕がないからだ。今年度、もし自治医大に合格していれ
ば、実家、宇都宮へと、引越しの二度手間になるので、引越しをせずにとどまっていたのだ。しかし、あと1年、家賃を
払うのは経済的負担が大きい。僕は長らく住み慣れた土地を去るにあたり、友人たちに別れを告げ、実家に引っ越し
た。これから受験勉強の第2幕が始まった。

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再受験 2年目の生活

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