121(水)
1)本日のテーマ 「19世紀『見る』時代の始まり…動物園もテーマパークもはじまりはすべて150年前だった!」
2)講師の先生 山梨英和大学助教授  稲垣 伸一氏

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茨城県出身。学生時代は剣道で鍛える。
3)対象生徒 1年生
4)内容

T見世物の時代
  大航海時代(15世紀末)−未知の種がヨーロッパへ流入
  ↓
  博物館(Natural History、19世紀に最盛期)←分類
  ↓
  万国博覧会(the Great Exibition、光とガラスによるショーアップ)−
  展示
  1851年 ロンドン万博
  1855年 パリ万博

  デパートの発明

Uデパートの戦略−視覚(見世物)的演出
  新種の商法−デパート、通信販売…
    1852年 ボン・マルシェ開店(パリ)
    1858年 メーシー百貨店開店(ニューヨーク)
  デパートの戦略−人々を集め、衝動買いを誘う
  ・婦人がターゲット
  ・ウインドウ・ショッピング(ひやかし)OK
  ・読書室−不倫関係の男女が密会する場所
  ・パリ オペラ座を模した内装−擬似上流社会
  ・光とガラスによる演出

V「消費社会」ってなんだ?
  必要なものの購入→不必要なものの購入
  本質的価値<イメージ−物の記号化
  物欲が人の心を支配

Wアメリカ自然主義小説の中の消費文化
  文学の自然主義とは?
  ・人間をできるだけありのままに、精密に描こうとする試み
  ・19世紀後半フランスからアメリカへ
  ・多くの小説で主人公が堕落して悲劇的な結末を迎える
  ・進化論の影響

5)考察

  稲垣先生の講演は当初10月に予定されていたのであるが、理由があって延期することになり、先生にも多大なご迷惑をおかけしたと思う。導入でクイズ形式で先生をご紹介したこともあり年も筆者と同じでまだお若いので生徒達も親近感を持ったのではないだろうか。
  多くの興味深い絵をプロジェクターで投影したこともあり、生徒には好評であった。現代のデパートのルーツの説明には生徒も目を輝かしていた。知的好奇心の発掘という意味で今日の講演は意義深かった。
  内容もさることながら、パート別発表会を控えた1年生にとってはプレゼンテーションの効果的な手法という意味でも今日の講演を通して学ぶことは大きかった。